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私たちの体は「DNA」という情報によって出来上がっています。この「DNA」は、細胞の中にある「核」と呼ばれるものの中にしまわれており、人類発生以来の膨大な情報を格納しています。
通常、「DNA」はタンパク質に巻きつくように存在し、引き伸ばすと人間の場合、1.8メートルにもなると言われています。 そして、細胞分裂の時期がくると、棒状の物質になります。それが「染色体」です。染色体は、人間の場合は23対46本で出来ています。ゴリラやチンパンジーは48本、うなぎは44本、トマトは24本と言った風に違いがあります。 詳しく書きますと、22対44本は「常染色体」呼ばれるものと、「性染色体」と呼ばれる、男か女を決める染色体、X染色体とY染色体があります。その組み合わせが、XXならば、女性が、XYならば、男性になります。 本当に生命の不思議さは、この染色体が、お互い23本しか持っておらず、精子の23本と卵子の23本が受精し、受精卵となって初めて生命のスイッチが入り、「DNA」の情報に従って分裂が繰り返されて今があります。 そう考えると、私たちの先祖を辿って行きますと、武士だったり、農民だったり、商人だったりと様々な職業や、手が器用の人や、頭脳明晰な人、大らかな人、短気な人、背が高い人、背が低い人など、いろんな情報が「DNA」に詰まっていることが分かります。 ある説によると、人間の「DNA」の情報の内、97%は眠ったままで、実際に使われているのは3%ほどだと言われています。もし、3%しか使ってないとすると、100%覚醒したらどんな事になるかとても楽しみです。 そして、私はこの眠っている97%の部分がどうして活動していないのか、どうすれば電気のスイッチを入れるように「ON」になるかがとても興味があります。 97%の活動していない「DNA」が目覚めれば、免疫が今以上に上がり、病気になりにくくなったり、物凄い力が出たり、とてつもなく早く走れたり、超能力的なことが出来るようになるかも知れません。 いつかこの「DNA」の眠っている神秘は解明されるのでしょうが、今、分かっていることは、繰り返し続けること、例えば、マラソンランナーが高地トレーニングをし、低酸素の状態で鍛えることにより、常人には考えられない心肺能力を獲得したり、瞬間に名曲と言われるメロディーが浮かんできたりするのは、眠っていた「DNA」にスイッチが「ON」になったからではないかと思います。 何故なら、私たちの「DNA」の情報の中には数百万年分の情報、地球誕生から考えると、46億年分の情報が詰まっており、無限の可能性を秘めていると考えるからです。 「スイッチON」の生き方はきっと前向きなポジティブな生き方だと思います。とても楽しい生き方だと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.03.10 23:14:56
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