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「たばこ」は体に良くないと言われて久しいですが、習慣性のものでなかなか止められない方が多いようです。頭では吸わない方がいいとか、今日から止めようと思っている方もいるのではないでしょうか。
「たばこ」の何がそんなにいけないかと言うと、よく「タール」とか「ニコチン」と言われるようですが、「たばこ」の煙に含まれている化学物質は4000種類以上あると言われています。 その内、200種類ほどが「有害成分」であると言われています。アメリカのFDA(日本の厚生労働省にあたる)明らかに有害成分であると言われているのは、先ほどの「タール」や「ニコチン」、「ベンツピレン」などがあります。 更に強い毒性があるものが、「アクロレイン」「シアン水素」「窒素酸化物」「クレゾール」などがあります。毒性を疑われるものまで入れると、「アセトアルデヒド」「ベンジン」「ホルマリン」「硫化水素」「メチルアルコール」「DDT」などがあります。 これらは、毒ガスの主成分であり、殺虫剤の主成分でもあります。また、発ガン性物質でもありますので、この事を考えると「毒」であることがよく分かります。 それより私が問題だなと感じることは、「たばこ」を吸うことによって「一酸化炭素」が発生することです。通常、私たちは「酸素」を吸って生きています。どんな健康の人でも5分息をしなければ生きていないでしょう。 私たちの体は、ヘモグロビンが「酸素」を運んでくれますが、厄介なことに、一酸化炭素の方が250倍、ヘモグロビンと反応し、「たばこ」を吸う方は「酸欠」になることです。 「酸欠」になりますと細胞がうまく新陳代謝することが出来ず、お肌などを良く見ると毛細血管も詰まってきますのでどす黒くなってきているのが分かります。 一説には、1本の「たばこ」を吸うと、「12分寿命が縮まる」という研究もあるそうです。 あと、「肺ガン係数」と言うのがあって、毎日吸っている本数×年数=400を超えてくると、肺ガンになりやすいという計算式もあります。 ガン細胞の中は酸性に傾いて、「酸素」が少なくなっています。どうやらガン細胞は「酸欠」の血液を好むようです。「たばこ」を吸う方の血液はガンにとっては、とてもいい環境であると言うことが言えます。 もうひとつの問題は、「副流煙」です。言わずと知れた、吸っている人の側で「たばこ」の煙を吸うと、すわない人の側にいる人と比べて健康に及ぼす影響が大きいのです。 唯一、「たばこ」のいい所を考えるとすれば、喫煙者には「アルツハイマー」に罹る人が少ないと言われています。最近は、未成年の喫煙、女性の喫煙が目立つ気がします。ジワリジワリと体を蝕むのが「たばこ」です。 「たばこ」に限らず、慢性病である生活習慣病は、恐ろしく遅いスピードで確実に私たちの体を犯していきます。生活習慣病改め、少しきつい言葉ですが、「自己管理不足病」かも知れません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.03.12 06:44:45
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