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「霊芝」とはサルノコシカケの一種です。和名はマンネンタケといいます。まれにしか生じる事のないキノコで、中国では古くから不老長寿の仙草として珍重されてきました。そして霊芝には赤芝、白芝、黄芝、黒芝、青芝、紫芝と6種類あり、それぞれ効果が違います。
一般的には赤霊芝が使われ、おもに循環器の心臓のみに良いとされています。「霊芝」は漢方薬のなかでも特に貴重なものです。 漢方薬に3種類あり、上薬、中薬、下薬がありますが、その中でも、霊芝は上薬になり ます。上薬とはいくら飲んでも害にならず、健康を維持するものとされています。 「霊芝」の効果としては、赤血球変形能や血液の粘度を改善することにより、毛細血管において細胞の新陳代謝を促進したり、血小板凝集作用を抑制することにより、病的な血液の凝結を抑制します。 また、循環器系疾患の改善として、血液粘度が高まり、血流が悪くなると、各種の循環器疾患:動脈硬化、高血圧、脳卒中、狭心症、心筋梗塞などを起こしやすくなるのを。「霊芝」の作用により、循環器系の予防及び改善が期待できます。また、糖尿病における抹消循環における血流障害を改善します。 そして、この「霊芝」が一番活躍をするのが、「微小循環」と呼ばれているところです。私たちの体を流れる血液は、心臓から発し、手や足、頭の先端部分へと流れていきます。 その一番最先端にある、細動脈―毛細血管―細静脈の流れを「微小循環」と呼んでいます。「霊芝」の微小循環における最大の特長は、次の3つになります。 1.微小循環の血管拡張 動脈や静脈は2層ないし3層構造の筋肉でできています。しかし、微小循環の血管は 1層しかありません。「霊芝」は、その微小循環の入り口の括約筋を広げることができます。 2.代謝促進 微小循環の大切な働きはいわゆる物々交換です。細胞に酸素や栄養素を届け、老廃物や一酸化炭素を回収することです。微小循環が滞っていれば細胞の代謝がうまくいかず、老化が進みます。 3.酸素の供給 「霊芝」に含まれる酵素は唯一、ヘモグロビンと酸素を切り離す事ができます。いくら大量の酸素がヘモグロビンと結合して微小循環を通って細胞まで運ばれても、肝心の酸素が切り離されなければ全く役に立ちません。 特に大切なのは3番です。呼吸によって取り入れられた酸素がうまく細胞に取り込まれるためには「霊芝」の力が必要です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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