カテゴリ:カテゴリ未分類
「生活習慣病」には、一次予防から三次予防までの三段階の予防があります。一次予防は、病気にならないための対策、二次予防は、病気の早期発見、早期治療、三次予防は発症してしまった病気の再発防止です。
この中で普段、私たちが定期的に受けている健康診断はどこにあたるでしょうか。これは病気の早期治療、早期治療にあたり、二次予防にあたります。 ということは、すでに何らかの病気のサインが出ている状態であり、早期のがんや、糖尿病、動脈硬化など、生命に直接関わる大きな問題を秘めている可能性があります。 ですから、「生活習慣病」を予防しようと思えは、いかに一次予防に努めるかが大切になるのではないかと思います。その中でも毎日の食事は私たちの健康状態に大きな影響を与えます。 食事に関して、普段から気をつけて摂っている人、何気なく、時間が来たから食べている人、好き、嫌いが激しく、偏った食事をしている人、少量食べる人、お腹一杯食べる人、様々な摂り方をしていると思います。 ただ、私たちを構成する細胞のひとつひとつは、食べたもの以外では出来ていませんので、「生活習慣病」を予防する上で食事を見直すことは重要なことだと思います。 厚生労働省が平成12年度に実施した国民栄養調査によると、自分の健康づくりのために、栄養や食事について考えたことがあるか、の問いに対して、男性で約60%、女性で約80%がよく考える、または、時々考えると答えています。 年齢別で見ると、10代~69まで、加齢と共に関心が高くなり、70代以降は若干、 低下傾向になります。ですが、慢性疾患である「生活習慣病」は、長い期間をかけ、私たちの体と心を緩やかに蝕み、気がついた時には手がつけられなくなっていることが往々にしてあります。 この事から、いかに若い世代から食事の大切さを伝え、実際に行動にまで落としこむことが出来るかどうか、この辺りが最大の課題だと思います。何故なら、大切だと感じている人はたくさんいますが、実際に食事に気を配っている人は少ないように思います。 食事の基本は、よく噛むこと、腹八分にすること、そして栄養のバランスをとるために、五色の食材、青、赤、黄、白、黒を毎食の食事に配することだと思います。「生活習慣病」を予防する為には、日々の小さな積み重ねが大切だと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.01.28 06:59:26
コメント(0) | コメントを書く |
|