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私たちは困った人や心配な人を見かけると、その人を何とかしてあげたいと言う気持ちになります。特に女性は本能的に母性本能が備わっており、その傾向が強いようです。
人を助けたいと言う気持ち、行動は大切なことですが、忘れてはならないことは、すべての人はその人の自由意思で判断し、行動していると言うことです。私たちは、最終的にはどんなことも最終的には自分で判断しています。 ですが、つい困った人を見かけると声をかけたくなり、お世話したくなるのが人間です。何かしてあげたい、力になりたいと思う気持ちは尊いものがあります。 その時に自分に十分な余力、エネルギーがあればいいのですが、あまりないのに関わると自分までエネルギーが下がり、とらわれることになります。何故なら、「人は人を変える」ことは出来ないからです。 力の強い人に出合うと、ほとんどの人は本能的にその人の言うことには「合わそう」とします。合わすことで生じるであろう問題を回避し、トラブルになるのを避けます。心の奥に恐怖を感じるからです。 嫌われたらどうしよう、怒られたらどうしよう、捨てられたらどうしようなど、人間はひとりになるのではと言う恐怖感をいつも持っています。 人と話をしていて、よく笑ってごまかす人がいますが、あれなどは小さい時の経験から得た対処法かも知れません。何故なら、人を怒らせない為には、笑っておくのが無難だからです。 また、弱い人や困った人を助けようとしてそれが愛情に変わることもあります。とても素晴らしいことなのですが、この場合、結果的にほとんどは上手くいかず、結果的には別れてしまうことが多いようです。 すべての人は自由意志によって生きており、それを他人が変えることが出来ないからです。本当の愛情は情けではなく、尊重、尊敬することだと思います。 どんな人も素晴らしいところがあります。その素晴らしいところに尊敬が出来、相手を尊重できてこそ、安心した関係になるのだと思います。 人が人を変えるということは、一歩間違えば傲慢心を生みます。「人は人を変えられない」と言うことだと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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