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今週のカッシーニ画像は、ニューヨーク・ヤンキースの4番、Hideki Matsui のバットに空を切らせるレッドソックスの宿敵左殺しピッチャーが投じたボールのようにも見える土星のリングと衛星月エンケラドスです。
構図的にリングの右上が細く角度も絶好の場外に向かう打ち出しに見えますので、松井秀喜選手がホームランを打ち返す寸前としたいところでしたが、女神の微笑み画像に出会ったときのために書き惜しみしました。 ところで、永遠の眠りについているホイヘンス探測機からは、もうタイタンの地上データを得られませんので、カッシーニが高解像度のタイタン映像を送信してくれるよう願うだけです。 数百億円のタイタン着地プロジェクトは、20分あまりの一点観測でした。 それに比べホリエモンのフジテレビ着地は、2ヶ月を要しましたが、1500億円ほどフジテレビから得る複合ミッションとも比喩できそうです。 土星からの実況中継権を得るまで、フジテレビが持ち堪えられるのか多々疑問がありますけれども、宇宙船開発機関の理事になったホリエモンとの手打ちは、ひょっとしたら買得となるかもしれませんね。 私は当分、売り逃げはしてもライブドアの買い増しはしませんけれど・・・M&A攻防相場に飛び乗るのも喜怒哀楽で疲れます。 * 土星リングと月の側面映像 ![]() 土星の影による暗いリングの前で、土星の明るい月エンケラドスが、ここで浮かんでいます。 エンケラドスは、直径505キロメートルです。 この眺めは、リング面の下で1度未満からカッシーニが撮りました。 リングの下から直接見るならば、惑星の巨大な影は、細長い半楕円として現れるでしょう。 鋭い視角度が、この場所から影を細い一片のように見えさせます。 暗い影が、右で最初にリングの外でちょっと取り去って、遠く離れた最も外部のリング物質が、先細りになって弱まるように見えます。 この画像で見えるリング特徴は、外のリング端から中へ、Aリング、カッシーニ間隙とBリング、そしてここで多くを占めている暗い範囲がCリングです。 中央近くと中央左下で見える2つの隙間は、土星から約77,800キロメートルにあるタイタン隙間で、惑星から約75,800キロメートルにあるのが無名の隙間です。 また、2005年3月31日にカッシーニは、タイタンへの接近飛行の間に、明るいザナドゥ(桃源郷)地域の東で、昼間の最もよい眺めを得て狭角度カメラで撮りました。 繋ぎ合わせ画像は、以前に広角度カメラで得た映像を全背景にし、今回の接近飛行で得た狭角度カメラ映像の小さいフレームを重ねています。 これらの映像データは、暗い広がりと周囲の明るい地形の新しい詳細を示しています。 ここで見られる特徴のいくつかが、これまでのタイタンの他の場所で見られたのを思い出させるけれども、映像は、また、新しい特徴を明らかにします。 ![]() 土星の衛星月パンドラが、土星のFリングの外の端越しに、軌道に乗っているこの劇的な表示で見られます。 明るいいくつかの範囲が、Fリングの中に見えます。 主要なリング内のキーラー隙間と明るい長い巻き毛に加えて、エンケ隙間も見えます。 パンドラは、直径84キロメートルです。 今週のカッシーニ画像 2005年4月20日週号へは、ここをクリックすると移動します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年04月20日 20時03分58秒
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