ソファでひとり泣いた
自分が情けなくて情けなくて何度、一人で泣いたか分かりません。よく閉店後のお店のソファに倒れるようにもたれかかって泣いていたのを覚えています。本当にうまくいかないことばかりで、それを世間のせいや、誰かのせいにすれば少しはラクになったのかもしれませんが僕はどうしても苦手でした。でもとにかくお店は続けたかった。ギリギリでもいいしカッコ悪くても構わない。毎日お店を開けたいって。だって、続けることでしか自分たちの正しさを証明するのは無理だと思ってたから。数年前にたくさん稼いだけど今は存在しない会社を自慢するより、細々とでも今も続いている会社の方がずっとカッコいい。そう思ってました。そしてあと2ヶ月で17周年。その年数に自信はもっていますが、17年が18年目を保証するわけでもなんでもない。常にゼロベースで創業一年目の気持ちで勝負です。周りの方々に感謝しながら毎日を大切に。それがコスコジですから。