それでもボクはやってない
3月1日(土曜日)の話 お店で仕事をしていると娘の舞姫よりメール。「それでも ボクはやってない をみるから21時までに帰ってくること」。というわけで大急ぎで我家へ。 なんとも考えさせられる重い映画でした。裁判官は、出世にひびくから無罪を出したがらない。警察の調書作りは警察側の作為にみちみちている。検察は起訴したからにはなにがなんでも有罪にもちこもうとする。やっていないのだから、裁判で無実を証明できるという考えは大甘な考え。*以上4点を芸達者な俳優人が胸にぐっと訴えてくる演技で淡々とせまってきます。さすが、周防監督ですね。主役の加瀬亮くんは、押さえ気味の演技がうまくってマムはファンになってしまいました。いったい小市民が事件に巻き込まれたらどうしたらいいんでしょうか・・・。この映画は奢れる司法関係者に是非みていただきたいものです。見終わって、後味が悪かったのですが、舞姫の一言で大笑いです。いわく、「ママ、もたいまさこにそっくり」。 光浦やすこに似てるって言われたこともあったっけ・・・トホホホ