カテゴリ:制度紹介・解説
依頼を受け 有償で家系図を作っていた男性が
行政書士法違反で逮捕されました ( ⇒ 詳細な記事 ) 行政書士しか使用できない職務上請求書を使って 依頼者の戸籍謄本等を取得していたからです 家系図は「事実証明に関する書類」に当たるということで 職務上請求書を使って家系図の作成を専門に行っている 行政書士も多いようですが 日本行政書士連合会(日行連)の 公式見解 によれば 「家系図作成」が目的の場合 使用できるのは本人が請求できる範囲までであって 傍系の除籍謄本までは請求できないということなので 詳細な家系図は作成できないはずなのですが・・・ 家系図作成を理由に無制限な請求を認めると 戸籍情報が悪用されるおそれもあるので 日行連には厳正に対処してほしいです あと今回は行政書士2人が この男性に職務上請求書を売っていたらしい 行政書士の品位を下げる行為は 謹んでもらいたいものです・・・ 謄本の取得費用は ほぼ全国一律 戸籍謄本は1通450円 除籍謄本は1通750円 *郵送の場合は別途郵送費がかかります ちなみに除籍簿の謄本の保管期限は80年 それ以前のものは廃棄されてしまうので要注意 (戸籍法施行規則第5条) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年05月31日 17時55分42秒
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