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私と猫と編み日記-幸せな女と思われたい-

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coyote24

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Aug 14, 2008
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カテゴリ:普通の日記
先々週の水曜日以来、
なんやかんやと自分に理由をつけて
フランス語に行ってません。

なんつーか・・・・・。
早い話、サボってるわけなんですけども・・・・。

まぁいいんじゃないー?って。な。
いいかなー・・って。
かなーって言いながら、当然後ろめたい。

友達はしっかり通ってるわけですよ。ほんと。

「夏は会話のクラス行って、秋にはみんなに追いつくわ!」

って言ってたのはどこのどいつだったっけ?って。
もうね、一生懸命自分じゃない振りしてますから。
誰よねー?って一緒になって首かしげる準備も出来てる。

で、昨日は、友達が終わるまで
図書館っつーインテリスペースで時間を潰してたんですけどもね。
図書館に行こう!って思いついたとき
自分、天才ちゃうかと思いましたからね。

フランス語サボっててもここに居るだけで
なんとなく同じくらい勉強した気分になれるんじゃないかって
期待を胸にルンルンで会社から直行しました。

ちょっとね、計算外だったのが、
なんつーか、私と同じアイディアマンが結構世の中にはいるなーって。
そこらへんのコ洒落たカフェとかよりも結構混んでた。
勉強できるコーナーがあるんだけど、
そことか、満席。
席が空いたら、ほんと椅子取りゲームっぽく滑り込みますから。
ハンカチ落としっぽく、後ろに何か落とされたら
席立たなきゃいけないルールとかない?大丈夫?
ちょっとフィールド伺い過ぎっつーくらいキョロキョロしました。

でもまあ取りあえず、フランス語の単語でもやるかって
ちょっと気取って、始めました。

1時間後には本読んでましたから。びっくり。変わり身の早さったらない。

いやーさ、図書館のマストアイテムって言ったら
やっぱ、本でしょーって思って。
取りあえず、気分転換に散歩がてら見回ってたら
読みたい本を見つけちゃったんですよ。

読み耽りました。

私、暗記が好きです。
でも、それよりももっと本が好きです。

この二つは、どこか似ている。
しているとき、他の事を考えなくて済むから。

何か迷う事や、悩む事がある時は
取りあえず、大抵、どっちかを私はします。
最近は、読書の方が多くなっている気がする。

小さい頃、
父は私達に「本を読め」と口酸っぱくして言っていた。
ほんと、耳にタコとはこのことだよーって思ってた。

思春期に差し掛かり、少しこましゃくれてきた私は
父の話を分かった顔をして聞いては
本なんか読むかっ!と心の中で思っていた。

だけど、今になって
暇さえあれば、本屋を覗いている自分に苦笑する。
ああ、私も父親に似てきたのかなーと思うと
嬉しいような、悲しいような、複雑な気持ちになることがある。

未だに父は、私の読んでいる本にケチをつけ
もっとまともな本を読めと口酸っぱくしてまくし立て
お勧めの本を送りつけて来る。
時々、手紙を添えてくるときもあるのだけど
時候の挨拶もなしに
突然、「この本をお勧めします」と書いてある手紙を読んだときは仰天した。

それでも、やはり本は素敵だと思う。
座っていながらにして
一瞬にして、よその国へ飛んでいくことができる。
何千年もの過去へ行くこともできる。
どんなに古い本でも、その中には新しいものがある。
新しいものを得たときの優越感は何ものにも変えがたい快感があると思う。
かいっかん・・・・・ってな。

そんな事を思いながら、いい時間になったので
図書館を出た。

途中で本屋の前を通った。

そういえば、欲しい本があったなーって。

で、そこで、本を探してたんだけど
隣に立ってた男が、
棚から本を取っては、パラパラーって見て、
棚に戻さずに、平置きしてある台に投げ置いた。
1度や2度じゃなかった。

なんだこいつって思った。
アホかって思った。
オトン呼ぶぞって思った。

私なんてね、本を投げた日には平手打ちが飛んでくる環境で育ってるわけなんですよ。
本の厚みをね
「ぶっといー」って言った時なんて
二階からイノシシの如く、走り降りてきた人(父)にぶっ飛ばされたんですよ。
本は、リカちゃん人形よりも大事に扱うのが暗黙の了解だったわけなんです。
(だけど、本で殴られることはあった)
ページが折れ曲がるなんて事も許される案件じゃなかった。
常に、直しながらの読書です。
教科書には、だっさいどっかの店の包装紙でカバーつけられました。
でも、それに対して文句を言った日には
家をね、追い出され兼ねない雰囲気だったんですよ。

当然ね、そんな男の顔、見てやりたいって思うんですよ。
場合によっちゃーこの細目で睨むぞって思って。

盗み見ました。

見た目、ふつうーの男でした。
つうか、歳だってそんなに若いわけじゃなかった。
そして、女と一緒に居ました。
ちょっとイチャイチャしてました。(べっ・・・べつに悔しかなかったわよっ!)
イチャイチャしてました。(べっ・・・べつに怯んだりしなかったわよっ!)

私は偏ったところがあるから
人の基準と違うのは分かってるのだけど。

本を乱暴に扱う男。
食べ方が汚い男。
箸を持てない男。

この3点セットだけは
私の中で、あり得ないことになっている。
男に限らずかもしれないけれど。

どんなに好きになった人でも
どんなに素敵に見える人でも
どんなに綺麗な格好をしている人でも
それを垣間見たとしたら

ああ、化けの皮が剥がれたなと思う。

他にも化けの皮が剥がたなって思う瞬間はあるのだけど、
きっと、誰もがそんなものは持っているのだと思う。
もちろん、私もいくつ化けの皮を持っているのか、自分でも分からない。
誰だって、人前での自分と一人の自分を使い分けてるわけなんだから。

だけど、化けの皮ってものは、自分で剥がす事をコントロールできたり、
剥がさないように頑張ったりできるものじゃないような気がする。
それは、人が自分に対して感じることだから。

特に気をつけなければいけないのは、
自分を大きく見せた時と無理に相手に合わせた時。
洋服のサイズが合ってないように、
自分から何かがずり落ちてしまう。

ほんと、一瞬の事。
瞬きとかしてると見落とすくらい。
むしろ、見落として欲しいし、見落としたい。
一瞬、本当の自分が顔を覗かせたとき、剥がれ落ちる。

私は、特に男のその瞬間を見たとき、一人ニヤリとする。

多目に見ようと思える化けの皮と、許せない化けの皮がある。
化けの皮にも種類があるのだなと思う。
それは、少し嘘と似てるなと思った。

斯く言う私も、今までに何度も、化けの皮がすとんと剥がれ落ちている。
剥がれても剥がれても、不思議な事に、底を尽きることがない。
そして、それによって、何人の人が、私から離れて行ってしまったのだろうかと
時々考えるだけで、恐ろしい。

因みに私は、面の皮ってのも持ってます。
しかも、結構、厚め。




















































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Last updated  Aug 14, 2008 11:45:42 AM
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