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私と猫と編み日記-幸せな女と思われたい-

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coyote24

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Oct 17, 2008
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テーマ:たわごと(26808)
カテゴリ:普通の日記
この前実家に帰った時
父親に、本の出版についてレクチャーを受けた。

私は、いい年をして恥ずかしいことに
単行本から文庫本への
成り行きが良く分かっていない。

お前は何も知らないなと
咎められながら
唾を飛ばしながら一生懸命話す父の話を
殊更一生懸命聞いた。

時代の流れが変わって行くように
本の世界でも
今と昔ではいろいろと違うようである。

最初に出版されるのは、
単行本で
それが売れると文庫本になる

という流れは、
私もなんとなく知っていた。
その通りではあるけれど
どうやら、私の思ってる単行本と文庫本と
父の思うそれとはズレがあるように思った。

私は文庫本は、どうも重みがないように思っていた。
小さくて、ペラペラで
値段も手頃で
どうも、ズルいような気がしてしまう。

だけど、
少し前は、文庫本になる本と言うのは
なんとも凄いことであったと言う。

え、何で?と
食いついたところ
文庫本になるというのは
相当数を単行本で売り上げなければ
文庫本に刷り上げることをしなかったのだと言う。

私は、作家では、
向田邦子が大好きだ。

彼女の書く文も
彼女の生き方も
何もかもが大好きだ。

あたし、男日照りが続いて
よもや、いよいよ、レズビアンちっくになってるんじゃね?
っつーくらい、好きなわけ。

トイレでも、向田邦子。
ベットに入って、寝るまでの少しの時間も、向田邦子。
もちろん、通勤途中も向田邦子。
昼休みも向田邦子。

省吾とコブクロを聞いてる時以外は
向田邦子と共に歩いてるっつっても
過言はないわけ。(酒飲んでるときは除く)

で、図書館に行って、
彼女の本を借りまくりました。
それでも、気持ちが修まらなくて
本屋に通って、
彼女の本を買い漁りました。
ほんと、森ビルの森社長っぽく。

で、ふと思って。
もうね、文庫本しかないんですよ。
どこ探しても。

のぼせ症としては
どうしても、単行本が欲しくなった。
あの重みに肖りたい。

こうなると、目の色が変わりますからね。私。

手始めに
「思い出トランプ」は
ネットオークションで手に入れた。

手に入れたら、気持ちが止まらなくなった。

お得意のネットサーフィンを駆使して
古本屋のネットショップに辿りつきました。

ここは、金欠だけど
金に糸目は付けません。(出来るだけ安いのを探したけど)

着々と、手元に届きつつあります。

今日届いた一冊は
古本だけど、多分、殆ど読まれていない。
新品同様でした。
興奮して、既に読んでるのに、再読です。
これぞ花金っつーくらい、大興奮です。

古本だけに、
カバーの上に、セロファン紙が付いてました。
実家で所狭しと並んでいる
父の本を思い出す。

このセロファンっつーヤツは
薄いくせに、紙よりも優れもので
ボロボロになって、いよいよセロファンを剥がすと
新品同様の表紙がお出ましになる。

私の人生にも、
このセロファンのような保険が欲しい。





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Last updated  Oct 17, 2008 11:25:37 PM
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