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カテゴリ:映画(DVD)
この映画は大毎地下でみました。もうその当時の思ぃ出もあリません。
P.K.ディックを知ったのはこの頃でサンリオSF文庫が出るのが侍ち通しかったです。 アンドロイドが宇宙から逃げ出し地球に戻って来て人間を殺す。ブレードランナーはその逃亡アンドロイドを殺す刑事みたいな任務です。どうやって見分けるかというと、動物を虐待すると人間に現れるはずの反応がアンドロイドでは見られないというのが見分け方です。そういう検査を使ってアンドロイドを追い詰めるブレードランナー(日本が戯画化された風景で、ブラックレインのうどんを食べるのはここから来ているのかな)ですが、レイチェル(でしたっけ)という美女(これも・・)も現れて・・・・ 元の題は「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」でどちらかと言うと原作の方が面白いのですが、映画は一種の美学が貫かれており、それこそが魅力です。 (追加) ブレードランナーはディレクターズカット版やら最終版やら(?)もう、おぼえていられないほどいろいろなエディションが出ていますが、あれもどうかな。でも、買っている人も多いみたい。 実は私は、石森(石の森ではなく)章太郎の漫画を見て、高校時代に試験管から生物を作り出そう(手塚治虫の火の鳥でもありましたね)と思って、大学で生化学を学びました。そうです、その最終の夢はブレードランナーに出てくるレプリカントみたいなものなんです。その夢も破れ、生化学からも遠ざかり、アンドロイドもいないし、空飛ぶ車もない平和な世界に安穏と暮らしておりますです、はい。 P.K.ディックでは「ユービック」とか「火星のタイムスリップ」とか「流れよわが涙と警官はいった」とかが好きです。このあいだ「ヴァリス」にいたる体験をつづった日記の抄録の翻訳がオークションで出てたので落札しました。わくわくです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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