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カテゴリ:映画(DVD)
ランバートンという田舎町に住むジェフリーの父親は、ある日庭に水をまいているときに虫に咬まれてくずれおちそのまま病院でICU行き。父を見舞った帰りにジェフリーが原っぱで汚い紙袋を拾い見ると中には人間の耳が!!
ジェフリーは刑事の娘ドロシーとともに自らの手で真実を知ろうとするのですが、耳の持ち主はどこかでとらわれているらしく、脅されている女性歌手(耳の持ち主の妻)は、変態男に体を弄ばれています。さらに、どうもその事件には、警察の内部の人間も絡んでいるみたいで・・・ なんともすさまじい映画です。 オープニングのランバートンののどかな風景と、その影に潜む悪意を象徴する虫の描写。これは最後のシーンでまた使用されます。 映画に文法が存在するとして、なんともすごい、骨太い文法を持った言語です。 やたらといろいろな映画で狂った犯罪者を演ずるデニス・ホッパーですが、この映画のフランクに比べたら、「スピード」の爆発魔なんてかわいいかわいい。 音楽がこれまた、とんでもない使われかたをしています。しかもいい曲が多いんだなこれが。僕の友人はこの映画のDVDではなくサントラCDを買いましたがうなづけます。 とてつもない映画です。何度も何度も繰り返して観ました。 世の中はとても奇妙な宇宙であるが、救いはあるらしい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 7, 2005 10:19:58 AM
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