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カテゴリ:本
ちなみに12月25日現在のアマゾンの購入順位では Amazon.co.jp ランキング: 洋書で50,469位 だそうですから、結構売れている部類でしょう。890円です。 大人の塗り絵シリーズといったらなんですが、女性の外生殖器の線画が書いてあって、それに彩色する本です。 不真面目ですか? いいえ、元は英語版ですが、フランス語、スペイン語、ドイツ語に翻訳されていて(って前書きだけしか文章はないんですけど)その前書きによると「私(Tee Corinne)は1973年に、セックスの教育のグループで使用するために女性の外性器の描画に着手しました。描画が愛らしく、価値を持ち、喜びと愛情を与えるように。描画を塗り絵の本としたのは、世界を理解するには子供のように色を塗ることができると考えたからです。」だそうです。1975年発行されすぐに認知され、廃刊となったそうですが、1988年に再発行されています。 その思想として、女性は自らの性器を見つめることが従来あまりなかったのだけれども、フェミニズムの高まりにつれ、みずからの性器を知ることが重要という考えが出てきたわけです。 そして、他人の性器はどうなっているのかを知るということ。これは男性が小学校のときトイレで隣のやつのペニスを覗きあう経験を持つことを考えると、積極的な意味合いがあると僕は思います。 女性の皆さんには是非購入していただきたい本ですが、写真やグラフィックのサイトでは、いまだに、この塗り絵の本をもとに芸術的な作品を作り上げてネットに並べていることも多いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 25, 2006 08:28:52 AM
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