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テーマ:映画館で観た映画(8570)
カテゴリ:映画(映画館)
早稲田松竹で見てきました。本当は「アース」に続けて「いのちの食べ方」も見ようと思ったのですが、つかれてしまって、「アース」だけで退場。外には人がたくさん待っていて、一方、「アース」で席を立つ人は少なくて、「いのちの食べかた」は立ち見状態でした。
「アース」ですが、BBCがNHKなど世界各国の機関と協力して制作した、生態系を保護する活動の一環としてのドキュメンタリーです。 これをテレビで見るのもいいでしょうが、その迫力ある画面、そしておそらくは超遠距離から望遠カメラで撮ったはずなのに、きちんと動物の息吹まで吹き込まれている音声にはびっくりします。こういうのは映画館でないと十分には体験できませんね。 北極のホッキョクグマの親子が氷が張った海を目指す導入部からはじまり、タイガ、ツンドラ、熱帯ジャングル、サバンナ、砂漠、そして海の動物などの生態がすばらしいカメラワークで描かれていきます。どうやって撮ったのか考えるだけでもドキドキしました。 子供にも見せるためなのか、肉食動物が獲物を捕る際のシーンは、極力抑えてあります。ちょっと、このあたりは、それも生態なんだからと文句を言いたくなりますが、とにかく、メッセージを伝えることが大事なんでしょうね。それは理解できます。 広がる砂漠、氷がだんだん無くなる北極海、雨などの真水の確保がますます不安定になるアフリカ、たしかにこのままでは・・と思います。でも、自動車会社とかカメラ・通信メーカーなどの経営者の意向で動く政府と、そうした思考を持つ政治家を選択する大勢の人たちがこの国、そしてこの地球を救うとはてても思えません。 日和見主義というのではなく、まあ、滅びてもいいんじゃあないかなと思います。人間がいなくなっても次の生物がもうちょっとましな文明をきずきますよ、きっと。 DVD アース スタンダード・エディション お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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