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テーマ:映画館で観た映画(8570)
カテゴリ:映画(映画館)
渋谷で見損ねた本作を今回も下高井戸で見てきました。
本当に下高井戸シネマは役に立ちます。(早稲田松竹は混雑するのでちょっとね) 下高井戸シネマのスクリーンは本当に大きくて、うれしくなってしまいます。 今回も、こんなにいい映画なのに、10人くらいしか観客はいませんでした。 フランスの田舎町に、子供時代をこの町で過ごし現在はパリでそこそこの成功を収めている画家が帰ってきます。親からの家を整備しようと庭師を募集すると、やってきたのは小学校時代にいっしょに悪戯をした古い友人。彼らはさっそく仲良くなり「ジャルダン(庭師)」「キャンパス」と呼び合います。庭師は国鉄の線路工夫を勤め上げ、今は団地に愛妻と一緒に住んでおり、心配なのは娘たちの婿さんの失業のこと。一方、画家は当然のようにモデルや画学生と浮気をして、それでいながら離婚を切り出した妻との関係を修復しようと思っています。 荒れていた庭も整備され、菜園も立派に収穫をつけていたところ、庭師を腹痛がおそい・・・・。 あまり劇的な変化もなく淡々と物語りは進みます。それでいながら、うまくいかない人生、それでいて個人個人の深く豊かな経験からくる(そんな)人生への感謝、死へのおそれ、そして死の受容、すべてがきちんと描かれています。 「立派な」映画だと思います。 ぜひ、一度ご覧あれ! DVD化が待てない僕はAMZON.FRでフランス版DVDを購入してしまいました(映画館で購入したプログラムに台詞の抄録があるのでフランス語がわからなくても大丈夫?)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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