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カテゴリ:ファミリー
(こちらのお話はシリーズとなっております。前回および関連記事を未読の方はこちらからどうぞ♪)
喜び勇んで門をくぐり、立入禁止の札を通り過ぎ、階段を昇り始めます。 しかし、登り始めてすぐに、身体に異変を感じます。
でも、ゆっくりのんびり坂を上っている時間なんてありません。 ゼーハーゼーハーしながら、黙々と階段を上っていきます。 ようやく階段を昇りきったその先には、先程見た光景と全く同じ光景がありました。(爆) 車で来たか、階段で息切れしながら来たか、の違いだけのように感じますが、大きな違いは「大猷院でちゃんと受付をして来たこと」。 今思うと、あの延命坂の階段を上って行く間に、私自身の諸々のものが浄化されていたのかなぁ~、と思う空間でした。 今度は堂々と「立入禁止」の看板を通り過ぎ、まっすぐに拝殿に進みます。
息切れしていた息を整え、主人と二人並んで 「じゃ、はじめようか。」 と2人で読経。そしてお祈りを捧げます。 私達4人以外には誰もおらず、静寂な空間に読経の声が響きます。
読経とお祈りが終わり、主人に御礼を言いました。
そして、拝殿の真後ろに来た瞬間、私の目の前に衝撃の映像が飛び込んできました。 大きな石塔です。
この日はじめてKちゃんに「慈眼堂」という存在を教えてもらったばかりの私。 慈眼堂がどういう造りになっているのか、などということは全く知らなかったのです。 予想もしなかった光景に言葉を失い、ただ目を見開いて墓石塔を見つめました。
静かに、ひっそり、人目につかないように。 まるで拝殿が天海を守るように・・・。」
ふと我に返り、
来た方向と反対側から拝殿を回り、主人に声をかけました。
天海のお墓があったの!後ろに天海のお墓があるの!! あそこでお経上げたいの。だから、一緒に来て!!」
拝殿を回り、主人が墓石塔の前に来てこう言いました。
主人と一緒に鞍馬山に登ったときは、私はつわり真っ最中だったので、そういった記憶が殆どありません。(妊娠していると知らず、鞍馬に登っておりました。通りで気持ち悪くて辛かったハズでした。爆) 再び、主人と一緒に手を合わせ、読経、そしてお祈りをします。 亡き父の意を継いで、ひたすら平和の世の構築のために奔走した天海。 「父の意を継ぎ、平和の世の構築のためにご尽力頂き、本当にありがとうございました。 あなたのご尽力があったからこそ、今の日本は平和です。 本当にありがとうございます。」
時は夕暮れ。 (続く)
読者の皆様にクリスマス・プチプレゼントをご用意させていただきました。 本日もお読み頂きありがとうございます。
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