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カテゴリ:じゅん先生の心・思い
お盆です。
少し振り返る。 話すことに自信がないから技術で頑張ろうと。 ダレよりも上手くなりたい 認められたい。 負けたくない! 28歳~36歳までカットコンテストに出続けたあの頃。 16回のチャンピオンを獲り勢いに乗っていた。 いつしか競争相手がいなくなるほど ダントツの成績を。 絶対的な立場に立ったとき・・・ 自分が北海道を引っ張っていくんだ! 本気で思った・・・・・・・ 過去の僕の言葉を偶然見つけました 勝ち負けの世界=勝負の世界 勝つということは誰かを負かすこと=戦争 そうじゃないと気づいたエッセイです ↓ *****自分よりもっとうまくなる ***** 誰よりもうまくなりたい! と思ったから毎日、反復練習を繰り返した。 無駄も多かったし、うんざりもした。 回り道も一杯したけれどあるレベルに達した時 「オレはカットがうまいぞ」 と誰よりも確信した。 がぜんカットが面白くなって、 地味で退屈な練習が報われたと 嬉しくて仕方なかった頃・・・・・・・ でも もう気づいてしまった・・・・・ うまい下手の基準として、 それまで自分が思い描いたのは、 他人との比較に過ぎなかったということに 比較級での自分の技術の認識から自由になった、 今、思うこと・・・・・・ 創造の原点は 自分のスタイルを創ること 自分自身の誇りを 満たすこと 髪を作る作業自体は、 地味で面白さを手にするまで時間がかかるけれど 面白さに気づいたら、こっちのもの。 立体構築の深さ 精神性の確立 自我の訓練 ヘアカットの醍醐味って、 そんなところにあるんだなと思う。 だから 自分を追い込んで逆鏡に落とし込んで 自分の限界や境界線を広げていく事が 自分なりの成長の方法論 自己過信の鼻柱は自分で折る! もう誰よりもうまくなりたいなんて思わない 「自分よりうまくなる」 ただ その繰り返し・・・・・・ 1995年 KAWANE-WORKS NOTEより・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年08月13日 14時28分59秒
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