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札幌・じゅん先生

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2011年03月21日
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じゅん先生です。

僕から少し書かせていただきます。


被災地の現実はテレビの世界より

比べものにならないくらい壮絶です

 

 

言葉も見つかりません。
知り合いのお兄さんが通信設備の仕事をされて
災害地の現場で見たテレビで見る想像以上の
現実に、ただただ、自分への反省を感じずに
いられません。

どこかで人ごととして受け止めてなかっただろうか?
やってるつもりでも、もっと何かできるのではないだろうか?

その現実は、もっともっと切なく凄まじいものです。


桜木ダンクさんの日記(写真もあります

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1690724385&owner_id=23631507&guid=ON&mfre=1



今、釜石市、大槌町から戻りました。


マスコミが入れない、波打ち際まで、通信設備の設計にはいりました。

仕事は無事に、電話のルートを繋ぎました。

こちらも不眠不休の作業が続いています。


しかし、地面、道路が10mも津波にえぐられ、何千軒分の電話用の地下ケーブルが道路毎、海にさらわれ、沿岸全域で各所で断線しています。
まだまだ時間がかかるとしか、言い様がなく、自然の前で我々はあまりに無力なことを痛感します。


正直、言葉がありません。説明出来る適当な言葉が見つかりません。
絶句です。
TV画面で見る、津波後の映像はあくまでも、画像にしか過ぎず、

やはりどこか遠くの世界で起きているものでありました。
現実の被災地は、きっと写真をアップしても、

どんな悲惨な言葉を羅列しても伝えきれない。
そう思います。

本当に、ここが日本なのか?何かの間違いであって欲しい。

神様は、本当に残酷で、これが天罰だとしたら、

東北の仲間達は、何をしたと言うのか。


教えて欲しい。



一関市に住む私の家、家族も被災者でした。

つい一日前まで、そうだと思っていました。

しかし、家の中がどんなにめちゃくちゃになっても、形はありました。

片付ければ何とか、生活が成り立ちます。
電気が5日くらいこない事がなんだって話。

いつか明かりがつき、暖かい御飯と布団が準備される日も近い。
水だって、飲めました。


辛い思いをしたと思っていた、自分を恥ずかしく、少なからず自分本位な人間なのだと嫌気がさす程、津波は何もかも奪っていったようです。



津波の爪痕は、はるか15m上、建物で言えば四階か五階くらいの高さを、大口を開け、全てを飲み込み、みんな幸せをも破壊するだけ破壊し、その残骸を残していきました。


幸せな家族が暮らし、苦労して築いてきた家族の大切なもの、全てを一瞬で奪っていったのです。


残されたのは全くの更地。屈強なコンクリート製の12m防波堤がなぎ倒され、残るのは玄関まで上がる基礎部分のみ。

ただいまと上がったであろう玄関より上が、すべて流され、

太い柱がはるか上空の樹木にひっかかっていたりしています。

柱には子どもの身長、小さな子ども靴、ランドセル、赤ん坊の靴。

もう、涙が止まりませんでした。


今日は自衛隊などに連れてこられた被災者が、

呆然とあたりを見回していました。犬も飼い主と食糧を探して、さ迷い続けています。
仕事中にも、遺体が三体あがり、きっと、回りの瓦礫の中にも、

遺族の元に帰りたいと訴えている被害者がいたのだと思うと

胸が張り裂けそうになり、涙が出てきます。

一面の瓦礫の中で、孫を抱いたまま亡くなったおばあちゃんの記事を思いだし、本当にやりきれなくなりました。


自然の前に我々は、あまりに無力です。悔しい。


日本中の皆さん。

モノとお金、東北に貸して下さい。

計画停電に文句を言わず協力して下さい。

買い占めなどをなるべくせず、必要最低限で御願いします。

道路が壊され、油が不足するなか、みなさん一人一人の協力がないと、遠く東北の地まで、なかなか物が届きません。


東北の人は情に厚く、無口だけれど、立ち直れた日が来た時には、いつか必ずお返し出来るように頑張ります。絶対に立ち直ってみせます。


どうか力を貸してください。おねがいです


がれきの下から4か月の赤ちゃん、奇跡の救出が被災者に希望=宮城


http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1537055&media_id=97

 

 

 







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最終更新日  2011年03月21日 15時51分34秒
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