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カテゴリ:水のメモ
●お年玉くじも外れた書き損じハガキは・・・

年賀状がインクジェット式中心になってからずいぶん書き損じ(プリントミス)も増えてきた。

宛名を間違おうが、賀状面が汚れていようが、投函する前ならば年賀状・葉書は同価の切手に交換できるが、ちょっとした募金活動に使うのもよくないだろうか。

各種団体に寄贈されたミスプリ葉書は、切手になって通信費に使われたり、切手をさらに換金して財源となったり、各種団体の活動源となる。

もっとも、年賀はがきはお年玉くじのチェックはわすれずに!


●書き損じハガキを送るときの小ワザ

寄贈には封筒が一枚あればいい。

切手はいらないのか?」という疑問もあるだろうが不要だ。

なぜなら、葉書の「50円」の部分がそのまま切手になるからだ。

つまり、葉書の額面部分を切り取って封筒に貼り付ければ切手と同じ扱いになる。

1.jpg

具体的にはこのような感じ。
郵便配達には何の問題もない。


インクジェット紙はがき1枚の重さは、印刷していなければ約2.5g。
宛名面、賀状面にフルカラー印刷していれば5g弱。

これを普通の封筒に入れるのであれば「定型」扱いなので
25g(5枚)まで 80円
50g(10枚)まで 90円

大きめの封筒に大量に入れるのであれば「定形外」扱いなので
50g(10枚)まで 120円
100g(20枚)まで 140円
150g(30枚)まで 200円
250g(50枚)まで 240円

となる。


●書き損じはがきをどこに寄贈するか?


書き損じはがきを求めている団体はたくさんあるが、決算報告も出していないようなお金の流れが不透明な団体も少なくない。

HPなどを見て安心でき、決算書、年次報告書をしっかり公開している団体に送るといい。

広告塔(有名人)のインタビューは載っているが、お金のことが書いてない団体は怪しいと思って良い。


●日本盲導犬協会を応援する理由 
 ~盲導犬が誤解されている?!~


私は毎年日本盲導犬協会に贈っている。

私が日本盲導犬協会に贈る理由は、視覚障害に関心があることが最も大きい。

だが、その他にも、次のような理由がある。

1. 財務の透明性が高い。

・・・年次報告書がしっかりしている。有象無象の"有名人"が支援している団体は多いが、H21年4月に皇太子夫妻が見学されたのはかなり厳しい審査をクリアしている証拠。

2. 盲導犬の社会要求が高い。

・・・視覚障害者の方々うち盲導犬を申請しているのは約8000人。盲導犬がいないと生活に重大な支障が生じる人は約4000人。
これらの人々の中には盲導犬がいれば生活自立できたり、仕事に就くことのできる人も多い。
しかし、実際の盲導犬は出産も育成も追いつかず、2009年現在1000頭に満たない。

これは、盲導犬を必要とする人1人につきEU諸国の1/5、イギリスと比べると1/10というとんでもない低水準だ
要するにお金も人も足りていないのだが、政府がこの部分に力を入れた様子はない。
(とくに事業仕分けなど称して苦しい資金繰りをやっている民主党は期待できないだろう)

3. 一部の動物愛"誤"家によって盲導犬育成に支障が起きている。

・・・犬の習性と団体をまったく理解せず「犬を働かせる=悪だ!」「犬が短命になる!」「盲導犬は虐待だ!」という思いこみ、決めつけ主張が、自称・動物愛護団体から寄せられ(もちろんマトモな愛護団体はそんなことは言わない)、知識のない一般人に誤解が広まって活動資金が集まりにくくなっている。


盲導犬ら介助犬に負担がまったくないわけではないが、科学的・統計的事実はこうである。

・盲導犬は健康状態が非常に良い。
…各種予防接種、定期的な健診が大きいと考えれる。

・盲導犬レトリバーの平均寿命は、通常の家庭犬レトリバーより数年長い。
…これは国内外を問わず様々な大規模調査で明かになっており、盲導犬が使役のため短命という仮説で調査を行った学者は当初面食らったそうだ。
理由は健康管理、気質適性(仕事が好き)、良血統など諸説あるが、普通の家庭犬になった兄弟犬よりも長生きであるという報告もあるので、ゆきとどいた健康管理とメンタル面の良さが大きいと考えられる。

・定期的にチェックを行い盲導犬活動が負担と認められたらすぐに引退する
…これはもちろん障害者保護の意味もある。専門の獣医師やスタッフが反射速度や歩き方、聴力など老化状態を厳しくチェックする。

・動物行動学者から見れば、盲導犬にとってお仕事はむしろやりたい事で苦役ではないらしい
…日本における動物行動学の第一人者、東京大学の森裕司教授は、「犬は群れ動物なので『喜んで』盲導犬活動している可能性が高い」と指摘しているそうだ(東大獣医卒の友人談)
森教授によると、犬のような群れ動物は、そもそも果たすべき役割(野生状態では狩り)がないことがストレスなので、なにかしら仕事をしたがるそうだ。(たとえば家庭犬が道行く人に吠えるのも家を守る「仕事」をしているつもりらしい)
これは私が聞いた話だが、盲導犬の中には老齢で引退しても仕事をしたがるケースがあるという。そのため施設で「ストレス解消のため」模擬盲導犬活動を行うことすらあるらしい。

※余談だが、友人によるとこの森教授は外見も中身も非常に好人物で、東京大学でも最も女性ファンの多い先生の一人だそうだ。
さらに講演が名人芸といっていいほどに上手く、各地の動物愛護センターなどに招かれて講演をしていたので(最近はご多忙のようだが)、動物行動学に興味がある人は一度聞いてみるといいだろう。



盲導犬など介助犬に限らず、社会福祉、環境活動、国際平和、いろんな社会問題に、いろんな団体が真摯に活動していて、書き損じはがきを歓迎しない団体はないだろう。


書き損じはがきを切手に変えるのも良いが、こういう活用の仕方もあるので、広く知って貰いたいと思う。






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最終更新日  2010/01/04 08:49:55 PM
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