2011/04/30(土)01:39
2011世界フィギュア~素人にも分かるキム・ヨナの異常加点
2011 ISU世界フィギュア、男子のパトリック・チャン(カナダ)の素晴らしい演技よりも280点という銀河点に世界中が驚いた。
実は、ずっと前からネット上では「どんな演技でも男子はパトリック・チャン、女子はキム・ユナ」と既に囁かれていた。
2008シーズンあたりから、この2人だけはどんなにミスしても減点されず、それどころか加点されて異常点を続けてきたからだ。
カナダ人と韓国人が上層部を牛耳るISUのシナリオ通り、女子も「順当に」キム・ユナが優勝しそうな気配だ。
どれほどキム・ユナが優遇されているのか?
今回の大会について、素人目にも分かりやすいのは、アリッサ・シズニー(米国)とキム・ユナのスピン比較だろう。
実は、キム・ユナはビールマンスピンがあまり得意でない。
キム・ユナは体が硬いため、完全なビールマンにならないのだ。
そして、回転が遅い。(遅いと言っても平均よりは上だが)
例えば、アリッサは完全なビールマンを完成させてからなんと12~15回転する。浅田真央も8~12回転だ。
だが、キム・ユナはできそこないのビールマンの形で5回転できればいい方だ。
さらに、シズニーのビールマンは杭で打ったかのように軸が微動だにしないが、キム・ユナはぐらぐらとトラベリング(回りながら位置がずれること)してしまう。
左:アリッサ・シズニー 右:キム・ユナ
ビールマンの形からしてこれほど差があるのに、スピンの回転速度もぜんぜん違う2人のスピン。
これほど差がある両者の同じビールマンスピンにジャッジはどのような点をつけただろうか?
アリッサ・シズニー (レベル4) 基礎点3.50+加点1.14
キム・ユナ (レベル4) 基礎点3.50+加点1.14
なんと同点!? しかも最高得点タイ!
世界最高(おそらく史上最高)のアリッサのビールマンと、不完全な形で、半分しか回転していないキム・ユナのビールマンが同じ評価!?
というより、キム・ユナのスピンでレベル4はありえない。
観戦していた全ての人に明らかなように、キム・ユナよりも良いスピンを回った選手は沢山いた。
(もちろん浅田真央もその一人だ)
TVを見ていた日米の人々は、二人のビールマンスピンが同じ得点だと知ったらさぞかし驚くことだろう。
それより、冒頭のキム・ユナの転倒ジャンプに加点1をつけたジャッジがいたことの方が驚かれるだろうか?
(私は驚かない。キム・ユナのジャンプミスや回転不足に加点が付くのは毎度のことだ)
ロシアの"皇帝"プルシェンコは、現役選手として、はじめて「パトリック・チャンとキム・ユナの得点はおかしい」と声を上げた選手だ。
しかし、今回の地元ロシア開催にもかかわらず今回の大会に出場していない。
なぜなら、プルシェンコはISUから今大会の出場権をむりやり剥奪されたからだ。
ISUは、プルシェンコが契約していたアイスショーにぶつけるように、公式試合の日程を組み、出場しなければ世界選手権の出場権を剥奪すると脅した。
プルシェンコがアイスショーをドタキャンすれば、膨大な違約金を払わされる(なんといってもプルシェンコが目玉のショーなのだから)と分かっての作為だ。
プルシェンコは「パトリック・チャンが優勝すると決まっている大会に出るつもりもない」と言ってショーの契約を守った。
こうして、ISUは目障りな選手を抹消するのなら、相手が元・金メダリストのプルシェンコでも容赦しないという姿勢を見せつけた。
全ての選手、コーチ、スタッフがISUの巨大な不正を知りつつも、公然とISUを非難できないのはこのためだ。
韓国、カナダ選手以外は、組織ぐるみの不正に憤りつつ2位、3位争いをしている。
だが、浅田真央はそれでも度々「明かな実力差」でISUの不正をねじ伏せてきた。
浅田真央はもはやキム・ユナと戦っているのではない。
浅田真央の総合力にキム・ユナは遠く及ばない。
浅田真央はISUと戦っているのだ。
不正を実力でねじ伏せるという孤独な戦いを続けている。
だからこそ、異次元の技術を持ちながら、さらに進化を続けているのだ。
浅田真央は愛するフィギュアスケートを守るために戦っている。
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