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光一:俺はね。
影夫:うん。 光一:「悪魔」って言葉は嫌いなんだけどね。 影夫:「悪」といった途端「善」が出てきて、物事が相対化するからだろ。 光一:そうなんだけどね。 影夫:うん。 光一:前にも言ったかもしれないんだけど・・・。 影夫;うん。 光一:人が悪魔になるには、一人きりで、狭くて暗い場所に閉じ込められ状態が必要だと思ってな。 影夫:「リングの貞子」か。 光一:そうなんだけど。暗い場所に閉じ込められる「恐怖」「孤独」「空腹」が襲ってくるわけで・・・。 影夫:そうだよな。 光一:それから、閉じ込めた人間に対する「怨み」、そういう境遇におちいった「運命」、はたまた「神」まで怨んじゃうかもしれないね。 影夫:「閉所、暗所」が、その思いを「増幅」させるわけね。 光一:リングでは「井戸」が象徴化されているけど、世界では「ピラミッド」が象徴化されているんだよ。 影夫:結局、お前はピラミッドに閉じ込められた存在が「悪魔になった」と言いたいわけね。 光一:うん。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年02月15日 22時41分29秒
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