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という訳で『オースティン・パワーズ』の続編です。映画の冒頭で早速前作のヒロインが居なく
なってしまいますが、ギャグで片付けるにはちょっとお粗末な展開ですね。彼女にはちゃんと母親 も居たし(しかも母親もオースティンの相棒)どうなってるんだ?と言う感じです。まあこれは多 分最初からこういう話を持ってくることで、この映画はグダグダなんだということを説明していた のだと思うことにします。と言うほど前作に比べて面白さがダウンしています。お馬鹿コメディの 続編の宿命ですね。キャラも増えてきて全体的に薄まりがちです、ミニ・ミーは良いとして、特殊 メイクまで使ってファット・バスターなんてキャラを出す必要があるのか疑問です。なんだか特殊 メイク自体が不自然すぎて気持ち悪いですし…。わざわざ主役のマイク・マイヤーズに1人3役も やらせず、普通に太った俳優を使えば良いのにと思いました。それから下ネタ全開なのは前作と 同様だとして、同じ下でもHネタで無く、本当の「下」ネタの割合が増えてきているのもどうかと 思いました。まぁ、とは言っても面白いところも十分ありましたし、3作目の「ゴールドメンバー」 よりはまだマシだったんですけれど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年08月30日 17時45分08秒
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