株の投機の勝者は語らず。
株に関する色々な記事は投機家の視点と言ったが、実は重要な事が一つある、1割と言われる勝者は語らずだ。私はしつこく言って来た様に投機には踏み込まない様にしているが、こういう時に投機家の勝ち組がどう動くかは経験である程度知っている。それに比べて犬コンサルタントのピンボケな事、だから自分でできなくてコンサルタントに成り下がる、そしてそれを真に受けて買う愚かな大衆、そんな事をやっていてカモにされない訳が無い。2月のポートフォリオを締めたが、1月末からほとんど変わっていない。もちろんR証券だけで1000万円以上ピークから下げたのは買う時に合計を見たから気付いていたが、完全に往って来いなだけだ。この前も8割は動いていないと言った様に基本的に話題の銘柄が振り回されているに過ぎない。全体が煮えたぎるのとほんの一部が振り回されるのでは現象は全く異なる。何度も言って来た様に米国市場はまだエートスを失っていない。しかし、200兆円の施策が下院を通過し3月末成立を目指す様だが、ばらまきが始まったらバカ騒ぎは広がり、そして最後は崩れて終わる。投機家にとってはぼろ儲けのチャンスだが長期投資家にとっては騒がしいだけだ。とにかく冷静に何が起こっているか知り正しい対応をしないといけない、当然だが間違った事を信じていると負ける。以前も言ったが、拡大経済と言うのは追い風だ、世田谷の建売を買うだけで100倍になった。要するに能力と結果の相関がほとんど無かった、これはサラリーマンにも言えた。しかし、現在は衰退経済だ、向かい風の中で成果を出すのは能力以外には無い、能力と成果の相関が高いのだ。だから成果を望むなら、能力を高めるしかない、もう適当なごまかしで何とかなる時代は終わった。それがわかっていない旧態然とした企業はゾンビで5年以内に淘汰される。しかし、この宴会でそういう企業も復活した様に見えるから気を付ける様にしつこく言っている、10年前の私の損失は半端ないものだったからだ。200兆円の油が注がれるのになぜ火が消える、バイトマンさんではない、ハト派のサマーズさんが警告されるほどなのだ。ポジションを持っていない、持てないチキンの妬み節など聞いたら機会を逃す。ただ投機に踏み込んではいけないIQの高さと機敏さの桁が違う。