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カテゴリ:山中 寛
今日は山中が担当いたします。 南関東地方競馬は、今年最後の川崎競馬開催中です。 (スパーキングナイター。開催は21日=金曜日まで) 忘年会シーズンで重目残りになりがちな今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか? 今年の南関東の競馬カレンダーも残すところあとわずか。 全日本2歳優駿が終わって、あとは大井の3重賞が控えるのみ。 (大井開催の前に、浦和の開催が2日間行われます) 前回僕の担当の時に、フリオーソが東京大賞典をもって引退すると書きました。 その後、もう一頭の名馬の引退も発表されました。 2007年の帝王賞、2008年のかしわ記念を含む重賞7勝を挙げたボンネビルレコード。フリオーソと同じく、12/29の東京大賞典で引退することになりました。 (→TCKHP) 2002年生まれの10歳の牡馬。ご存知の通り、同い年のマズルブラストも南関東オープン現役で頑張っています。 この世代の東京ダービー馬はシーチャリオット。ジャパンダートダービーをカネヒキリが勝っています。 個人的に印象的なのは、2006年川崎でのJBCクラシック。タイムパラドックス→シーキングザダイヤに続く3着。この時見せたしぶとい脚はボンネビルレコードの武器でした。 2007年の金盃のあとJRAに移籍。 すぐに交流重賞戦線に矛先を向け、帝王賞でブルーコンコルド以下を破って優勝。勝負服は馬主服でもアクションですぐわかる的場文男騎手が直線内に進路をとっての、的場騎手らしい勝ち方。 その後も2008年にかしわ記念や日本テレビ盃(ダート1800mの日本レコードを記録)を優勝。この日本テレビ盃以降は勝ち鞍がありませんが、2010年にふたたび大井・庄子連兵厩舎に移籍して息の長い活躍を見せてくれました。 ジーワンを実況し始めて間もない頃、その後TOKYOMXの東京シティ競馬中継内で実況を担当し始めた頃にバリバリ活躍していた、個人的に非常に思い出深い馬がまた引退することになり寂しい限りです。 ボンネビルレコードは今後誘導馬を目指すとのこと。川崎の誘導馬として頑張っている東京ダービー馬ビービートルネードや、あのサクセスブロッケンのように誘導馬として第2の馬生を過ごしていくようですので、競馬場で近いうちにまたお目にかかれるでしょう。 有馬記念のように、年末のジーワンらしく活躍馬の引退レースとして今年は注目度を増す東京大賞典になりそうです。 12/20時点の出走予定馬 <JRA所属馬> エスポワールシチー 松岡正海 トランセンド 藤田伸二 ハタノヴァンクール 四位洋文 ローマンレジェンド 岩田康誠 ワンダーアキュート 和田竜二 ナムラタイタン 太宰啓介 <地方所属馬> アートサハラ カキツバタロイヤル タンゴノセック トーセンアレス フォーティファイド フリオーソ 戸崎圭太 プレティオラス ボンネビルレコード 的場文男 マチカネニホンバレ モエレビクトリー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年12月21日 03時12分24秒
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