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2017年09月22日
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カテゴリ:古谷 剛彦
金曜日は古谷が担当します。

 先週末はから今週にかけて、台風18号の影響から、17日の高知競馬は3R以降が中止となったり、中央競馬や岩手競馬は競馬当日の朝まで予断を許さない日があったりと、関係者は大変な状況だったと思います。

 17日は、盛岡競馬場で「第19回ジュニアグランプリ」が行われましたが、2頭遠征したホッカイドウ競馬勢が1着、4着と健闘しました。勝ったのはモリノラスボス。馬格があるエスポワールシチー産駒で、芝での勝利は初めてでした。エスポワールシチー産駒は、14日の「イノセントカップ」でヤマノファイトが勝利し、立て続けに重賞勝利を収めるなどの活躍から、地方に限ればファーストシーズンサイアーの首位にいます。



(ジュニアグランプリを制したモリノラスボス)

 直線入口からゴールまで、プリヴィレッジと激しい攻防があり、その際にちょっと弾き飛ばした場面もあり、審議となりました。結構長い審議だったので、ひょっとすると入れ替わりがあり得るかも…という雰囲気でしたが、着順通り確定した時は、五十嵐騎手と桑原厩務員もホッとされていました。

「元々硬い捌きをする馬なので、距離延長に課題を感じていました。ただ、初めての芝を走る馬が、下を気にする余りに折り合いがつくことがあるので、小回りという点も含めてこなせるのでは…という期待感もありました。序盤からスムーズに折り合い、2番手で流れに乗ることもできましたから、こちらが思っていた以上に芝の走りはスムーズでした。最後は他馬に迷惑を掛けてしまい、反省しなければなりませんが、馬は最後までしっかり伸びてくれましたし、様々な課題を克服して勝ったのは能力の高さだと思います」

と、レース後の五十嵐騎手に話していました。先日の日替わりブログでも触れましたが、桑原厩舎は今年限りで勇退することが決まっています。「すずらん賞」でリュウノユキナが勝った時、

「今年で最後ですから、色んな場所に行ってみようかなと思っています」

と話していましたが、早速モリノラスボスで結果を残しました。来週は中山で行われる「カンナS」に、リュウノユキナが出走を予定しています。

「すずらん賞の時と違い、長距離の輸送を1頭で(中山へ)行くことになるので、寂しがらないかな…という心配はありますが、頑張りたいと思います」

と五十嵐騎手。ぜひとも中山競馬場でも、ホッカイドウ競馬勢の活躍を期待したいと思います。

 21日は園田競馬場で「第19回園田プリンセスカップ」が行われましたが、4頭遠征したホッカイドウ競馬勢がワンツースリーとなる結果。サラヒメは、3連勝で重賞初Vとなりました。

 この日は宮崎育成牧場にいたので、22日に園田競馬場へ行った時に、兵庫の調教師や騎手の方々と話しましたが、そこで言われたのが兵庫の2歳戦の状況でした。

「2歳の頭数が少なく、JRA認定競走を2つぐらいしか消化できていない。厳しい競馬の経験値がないから、ホッカイドウ競馬からトップクラスでない馬が来ても、あんな状況になってしまうのも想像できた一面です」

 2歳のデビュー頭数は、ホッカイドウ競馬が断然…と思われがちです。その通りな面もありますが、今は南関東、特に大井との差は縮まっています。今年、ホッカイドウ競馬で消化した「フレッシュチャレンジ競走」(JRA認定の新馬戦)は、初めて50Rを割りました。ですから、ホッカイドウ競馬とて、2歳戦の消化に関しては例年と比較すると厳しい状況です。

 とはいえ、他地区に比べれば頭数が多いのは確かで、頭数が多ければ番組が組めます。そして、その中で凌ぎを削り、選抜されて馬に合ったローテーションが組まれていきます。本当のトップクラスは、JRA北海道シリーズから地元のダートグレードを目指しますし、そこに出走できない(できなそうな)馬たちが、南関東を始めとする他地区に遠征していく流れが例年です。

 今年の門別競馬場は、例年以上にパワーが要る馬場で、その馬場に苦労していた馬もいました。ミスマンマミーアがその典型例で、やっと「アタックチャレンジ競走」を勝った馬が、芝で大化けし、「コスモス賞」で2着に健闘しました。となると、門別の深い馬場で目立たなかった馬たちが、他地区で一変するケースも十分考えられ、遠征した馬たちが目立つ活躍をしているのも納得できる側面もあります。そのミスマンマミーアは、20日の「第17回フローラルカップ」で大外強襲を決めましたが、重馬場で時計が速い馬場だったことが後押しした印象です。

 「園田プリンセスカップ」の結果は、兵庫の関係者も色々と思うところもあったようです。でも、ホッカイドウ競馬勢とすれば、レベルの高さを証明できた点で、嬉しい結果だったと思います。

 21日には「第12回道営スプリント」もありました。引退レースだったポアソンブラックが、僚馬のタイセイバンデットを内から差し切り、一昨年の「グランシャリオ門別スプリント」以来の重賞制覇で有終の美を飾りました。

 脚部不安との戦いだった今年、遠征は難しいとのことで、「道営スプリント」を目標に坂路で調整されました。前走の復帰戦を勝った時、騎乗していた阪野騎手も感極まっていたのが印象的でしたが、最後のレースも鳥肌が立つ勝負根性で、タイセイバンデットを捕らえました。今後のポアゾンブラックは、種牡馬となる予定です。JRAの芝でも実績を残した点、タイキシャトルを破ったマイネルラヴから受け継ぐスピード、さらに強靭な精神力など、魅力は十分あります。1頭でも多くの繁殖牝馬を集め、ポアゾンブラックの血をつないで欲しいと切に願います。



(道営スプリントトライアルを勝った時のポアゾンブラック)






最終更新日  2017年09月23日 08時08分42秒

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