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カテゴリ:坂田 博昭
水曜日の担当は、坂田博昭です。
今週は、競馬場の取材に出かけられなかったので… キッチンカー特集(笑) 名古屋競馬場に来ていたキッチンカーを、一挙2店舗ご紹介します。 まずは、ちょっと以前のことになりますが… 11月15日の名古屋競馬場。 見た目も、名前も、なんだか賑やかな感じのキッチンカーが名古屋競馬場に来ていました。 ![]() わにわに食堂 Instagramはこちら ポークたまご、略して「ポーたま」っていうのは、沖縄のソウルフードらしいのですが…私は沖縄には疎くて知らなかった(汗)。 そのポーたまのおむすびのお店です。 このお店のポーたまは、ちょっと他所とは違っていまして…… たまごをつかわない なのに「ポークたまご」なんです。 ![]() ポークたまご、っていう料理としては初めて食べたんですが… ご飯と合うんですね。美味しい。 そして、この「たまご」が卵じゃないって、言われなかったら全然わからない。 大きさも手頃ですし、レースの合間にちょっと小腹が空いたときなんかにも行けそうです。 ![]() このキッチンカーを運営している、わにはら潤さんにお話を聞いてみました。 このお名前で、本名。 お名前にちなんで、キッチンカーの名前も「わにわに食堂」 先に申し上げておきますが、わにはらさんは生粋の名古屋人(笑)。 「沖縄が好きで、沖縄フードに興味がありました。ただそれ以上に……自分の姪がアレルギーを持っていて、乳と卵が食べられなくて。なのでテーマを持ってこのキッチンカーを始めました。」 そのテーマとは…… アレルギーを持っている多くの人たちにも みんなと同じものを食べてもらいたい ![]() キッチンカーには、こうしたアレルギー表示が義務づけられていないため、ハッキリと表示しているお店は少ないんだそうです。こうして表示されていれば、例えばお子さん連れのお客さんも安心して利用できますよね。 「実際こうしてお店を出して見ると、アレルギーで食べられないものがある人って、結構いるんです。アレルギー 、イコール子ども、っていうイメージを持たれがちですが、老人施設なんかにお店を出すと、アレルギーを持つ人が大人にも思いのほか多いということを知りました。」 ![]() キッチンカー一本で頑張り始めたのは、今年の7月。 「元々、知人のキッチンカーを夫婦で手伝ったりしていて、キッチンカーで働くことも好きでした。きっかけはコロナの時ですね。夫婦で、将来について考える時間がすごくたくさんありました。これから先、どういうことをして生きていくか、ということを。」 その中で見つけたのが、キッチンカー。 そして、見いだしたテーマ。 アレルギーがある人でも、みんなと同じものを食べてもらいたい わにはらさんの挑戦は、まだ始まったばかりです。 ![]() わにわに食堂 Instagramはこちら 続きまして、もう一軒 11月28日の名古屋競馬場で行き会ったキッチンカーをご紹介しましょう。 ![]() SOWキッチン Instagramはこちら いま、話題になっているグリーンコーヒーのお店。 グリーンコーヒーだけでなく、グリーンコーヒーを使ったスイーツ、グリーンコーヒーと一緒に頂くと美味しい食事が販売されています。 今年の6月に開業したばかりのキッチンカーです。 ![]() グリーンコーヒーは、焙煎する前のコーヒー豆(生豆)のこと。 多く含まれるのがクロロゲン酸で、美容と健康にさまざまな効果が期待されるため、アメリカのセレブなどの間で話題となり、日本へも広まりつつあるんですって。 カフェインが少なくて、通常のコーヒーが苦手な方でも爽やかに飲みやすくいただけます。 このお店では、無添加のアラビカ豆だけを使ったご覧のような粉でコーヒーをいれてくれます。 ![]() おしゃれなカップ。 初めの見方がわからなくて口のところを明けちゃったんだけれど…… 端のあいているところが飲み口になっていて、美味しく頂くことが出来ます。 ![]() 美味しいパンは、ミネストローネと一緒に出してもらえます。 ![]() ミネストローネは、刻んだ野菜がたっぷり入って、味は秀逸。 すごく手をかけて丁寧に作られた逸品でした。 ![]() お店を運営している、まりあさん。 「実は、コロナにかかったあと体調が今ひとつすぐれなかった時に、コーヒーの取引をしている親戚からグリーンコーヒーをすすめられたのが始まりです。自分はグリーンコーヒーのおかげで体調がとてもよくなりました。深入りのコーヒーは飲めないのに、グリーンコーヒーは飲めて、それが興味に繋がりました。」 元々は工場に勤めていたのですが、そこをやめて、何をして生きていこうか探っている間に、このグリーンコーヒーに出会ったとのこと。 「キッチンカー、やってみたい気持ちはあったんです。人と話すのが好きだし、車の運転も好きですし(笑)」 実際、出店していると贔屓のお客さん方が会いに来てくれたりとか、同業の他のキッチンカーの人々とのふれあいが、とても楽しいとのこと。これは、多くのキッチンカーの運営者の方々が、声を揃えて言うことでもあります。 ![]() 経営的にはまだまだ、と話すまりあさん。 「華やかそうに見える世界ですが、実は大変ですね。言ってみれば、場所でお店を開いている『以外の』時間が『仕事』みたいな感じです。食材の仕込みとか、後片付けとか、お店が開いていない時間でやらなければならないことが多くて」 商売のやり方も、これからもっともっと考えていくことになりそうです。 「商材をどうしていくか、ということを考えています。グリーンコーヒーっていう柱があるから、『グリーンコーヒーでおいしくなるもの』という感じで、広げて行ければと思っています。」 いまは、ソフトクリームなどのスイーツ類が売られています。 次に競馬場に来てくれたときに、どんなメニューを思いついているかな。 また行き会うときが楽しみになりました。 SOWキッチン Instagramはこちら ![]() 今回も、ごちそうさまでした!
最終更新日
2023年12月06日 01時00分06秒
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