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カテゴリ:古谷 剛彦
金曜日は古谷が担当します。
一段と寒くなってきましたね。この週末は寒波も来て、天気が心配されますが、よこてんさんのブログにある通り、岩手競馬は今週末の3日間開催が2013年シーズンのラストウィークとなるだけに、無事に開催が行われることを切に願います。 その岩手競馬、坂田さんが4日に水沢競馬場に行かれたとのことでしたが、僕は金杯当日の5日に行ってきました。水沢江刺駅に着いた時、辺り一面雪景色でしたが、思ったほど寒さを感じずにいることができましたが、昼過ぎになると冷え込みがきつくなり、メインの金杯の頃はかなり寒く感じました。 その金杯は、ライズラインとラブバレットの2強対決が注目されました。詳しくはよこてんさんのブログに書いてありますが、パドックを見た時の個人的な感想は、寒菊賞を挟んでいるラブバレットの方が明らかに、ライズラインより馬体の張りがありました。この辺りは、厳寒期で調整が難しい分、レース間隔を詰めている方が仕上がる傾向にある、地方競馬らしい特徴が出ていた感じがします。 (ライズライン) (ラブバレット) これまで、ライズラインとラブバレットの直接対決は、ライズラインが3勝、ラブバレットが1勝。秋の重賞ではいずれもライズラインが制しており、ラブバレットにとっては金杯で雪辱なるかが注目されましたが、見事にやってのけました。 この2頭が、岩手競馬の2歳戦を盛り上げてきたことは言うまでもなく、金杯の売り上げも4700万円を超え、この日としても2億1383万3600円と大幅プラスを誇りました。JRAの金杯当日の盛り上がりもさることながら、水沢競馬も好成績でした。 このレースからも感じることですが、例えばブリーダーズゴールドCが少頭数でも売れていたように、軸馬がしっかりしたレースの方が投票しやすい傾向にあると思います。以前は 「荒れた方が面白い」 と言われ、ホッカイドウ競馬や高知などは低配当が続き「つまらない」と称されていた時もありましたが、今は当たらないと金が回らないから、かえってつまらなくなっているのではと思います。無理して穴を狙うより、いかに点数を絞ってオッズとの絡みで儲けを出すか、地方競馬はシンプルに、考える競馬が求められていると思います。 単、複、枠しか馬券がなかった時代を経験していると、当時の発想が今は求められている感じがします。実際、正月開催の川崎では、枠複とワイドで点数を絞り、結構当たりましたが、とはいえ配当は枠やワイドらしいものですから、予想は単純に、馬券の買い方をしっかり考えることで何とか回していこう、という方向性が功を奏している1週間でした。 岩手の金杯は、2強というしっかりした図式で力も抜けていると思っていますから、3着候補を絞ることと、ラブバレットの頭が4倍ある馬単を1点でドンと行くかの思考で、両方買ってプラスに持っていきました。これも、無理して「2強に割って入る馬は…」と考える必要がないレースだからこそ、の馬券購入でした。 馬券の買い方は人それぞれ。その中で毎年、試行錯誤して何とかプラスにしたいと思っていますが、それが上手くいくことなど殆どありません。ただ、楽天競馬の「投票成績」で昨年を振り返ると、どの競馬場が得意か、月別に波があるな、などの分析ができます。今年は、帯広記念の馬複的中など、ばんえいでの収支が圧倒的に良く、高知も元日の開催でプラスになるなど、幸先良い成績でスタートしました。今週の船橋でも、船橋記念こそダメでしたが、2日目に馬複の点数を絞り、最終レースが思いのほか配当が良かったので、今のところプラス計上です。 ムダな馬券を減らすことを心がけ、今年を乗り切って行きたいと思います。岩手の金杯は、それが上手くいった意味でも今年の中でも重要なレースだったと感じます。 今週の水沢ラストウィーク、さらに来週15日(水)の高知けいば「全日本新人王争覇戦」もお楽しみに! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年01月10日 12時04分16秒
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