|
カテゴリ:竹之上 次男
土曜日担当は、園田競馬実況の竹之上次男です。
現在、調教師免許取得のための準備と、腰痛などがあり、戦列を離れている木村健騎手(42)が、3ヶ月ぶりに公の場に登場しました♪ 開口一番「大きくなって帰って来ました(笑)」と自虐ネタを披露した木村騎手。 というのも、レースに乗るときは最低でも54kgを維持しなければならないところを、なんと64kgまで太って帰って来たからです。 写真提供:だわさ氏 確かに肥えたと思う。お前が言うなと言われそうですけど、ホンマに肥えた(^^;) そんな木村騎手が、天皇賞の予想を展開します。 天皇賞・秋 木村騎手の印 ◎2サトノクラウン ○4リアルスティール ▲ヤマカツエース △ステファノス △キタサンブラック 馬場が渋る可能性が高いとみて、本命にサトノクラウンを指名。 稍重だった前走の宝塚記念の強さから、馬場は歓迎材料と見たようです。 この秋の3走で引退を表明しているキタサンブラックは、5番手評価と厳しいジャッジ。 「これまで(スポーツ紙に掲載する)予想でいつもキタサンブラックには本命を打っていて、いつも当たってたんですけど、今回はやめときます…」と無印にしようかと思うほどだったようです。 前走の敗戦がどうしても気になるらしく、馬場も厳しいかも知れないとの見解。 それでも、乗ってみたいのはどれと訊いてみると、即座に「キタサンブラック」と答えるほど、見限るわけにはいかないようです。 結局あっさりキタサンブラックが勝ってしまったりするかも(^^;) さて、もちろん予想も興味ありますが、それ以上に木村騎手の去就が一番の気になる話題。 現在は厩舎で馬の世話をすることがあるそうです。 「24年間、馬の上ばっかりいましたけど、下から接すると馬って怖いですね(^^;)厩務員さんは凄いです」と新たな発見があり、これらは調教師を目指す木村騎手にとっては大きな財産になることでしょう。 身体は絞り切った上でレースに全力で臨むと、腰に大きなダメージを与えます。 いまは「絶好調です」というのは、減量もなく食べたいだけ食べ、十分なエネルギーを得て動くことができるから。 レース時は毎週7~8kgの減量を行い、痛み止めを飲みながら臨んでいました。 痛み止めを飲みつづけると、腎臓に負担がかかります。数値が悪化して、遂にはドクターストップが…。 腰は以前から「もう一回やったら終わり」と医師から宣告されていました。 全力パワフル騎乗がモットーの木村騎手は、腰痛の再発を恐れ手加減して乗ることを許さない。 痛み止めは彼の信念を支えるお守りのようなものでした。 ただそのお守りは、一方で身体を蝕みかねないもので、騎手生命だけでなく、日常生活にも影響を及ぼしかねない事態は避けなければなりません。 騎手稼業から離脱して、調教師試験に向けて邁進するという背景には、こうした苦しい決断も背景にあったのです。 それでも、やっぱり木村騎手のダイナミックでパワフルで派手なレースぶりをまた観たい! それは切に思う! そのことをお願いしてみると、即座に「無理です」と笑顔で返されてしまいました…。 これまで木村騎手と身近に接してきた園田関係者なら誰もが「観たい」と思いながら、それでも彼の身体のことを考えると「無理はさせられない」と思い直すのです。 このあとの木村騎手のスケジュールは、来年の1月に調教師試験を受け、2月が合格発表。 受かっていれば、3月末日が騎手としての最後の日となります。 それまでに、腰の不安が去り、体重も順調に落ちるようなことがあれば、ひょっとして一度くらいは騎乗できるかも…。 可能性は「あるかも知れません」と本人は言いますが、万に一つぐらいの可能性だと考えた方がいいでしょう。 まったくないとは言わなかったことに、一縷の望みをかけよう! それにしても、木村騎手はふっくらしていることも手伝ってか、肌ツヤが良く、明るく元気で、とても健康そうでした。 21715戦。3560勝。重賞レース70勝。この数字は何れも兵庫生え抜き騎手の一位の記録。 兵庫県競馬が誇る第一人者、木村健。ここは、次のステージに邁進してもらおう! でも、もういっぺん木村健のレースを実況したい(>_<) 〓Weeklyトピックス〓 ★今年も未勝利馬が優勝! 第10回『兵庫若駒賞』が10月26日に行われ、7番人気のトゥリパが堂々逃げ切って優勝。 同馬はこれがデビューから7戦目の初勝利で、昨年に続いて2年連続未勝利馬による制覇となったのです。 レース結果はコチラ>>> 詳しくは『チャージアドバンス』に書いていますのでご覧ください。 昨年でも珍しいと思ったのに、まさか今年もとは…。 トゥリパの馬主さんは、実は橋本忠男元調教師。 弟子の平松厩舎の管理馬、吉村智洋騎手との初コンビで、見事橋本ファミリーでの優勝でした♪ ちなみに、同馬は今年の兵庫ダービー馬ブレイヴコールの全妹。 今後はグランダムジャパンシリーズには向かわず、地元戦に集中して使われていくことになるようです。 ★ブレイヴコール大敗… トゥリパの兄、ブレイヴコールはというと、先週『西日本ダービー』に遠征して、7着と大敗してしまいました。 レース結果はコチラ>>> う~む、ちょっと残念や…。 その後のことを諏訪調教師に訊いてみると… 「レース後は元気できのう(27日)から調教を再開しています。状態は絶好調だったので、やっぱり距離なんでしょうね…。次走は1400mか1230mを考えています。A2の1400mだと逃げ切れないかも知れないので、今度は差しの競馬を教えていかないとダメですね」と次に切り替え、新たな路線も明かしてくれました。 今後の巻き返しに期待しましょう! ★トウケイタイガー敗れる… なんとトウケイタイガーも敗れる…。 名古屋競馬場で行われた『ゴールド争覇』に出走したトウケイタイガー。 1番人気に支持されたものの、地元の雄カツゲキキトキトに敗れ2着となってしまいました。 レース結果はコチラ>>> 春には6馬身差を付けて負かしていた相手に、今回は逆転を許してしまったのです。 ただ、カツゲキキトキトも本調子を取り戻してこれが本来の姿。やっぱり力があります! それと、聞くところによると、この日の名古屋は馬場の内が重く、逃げ馬には不利だったとか…。 まぁ、しかしここは素直に勝った馬を褒めるべきでしょう! ★来週の水曜日は新設、兵庫GC 11月1日は新設重賞『兵庫ゴールドカップ』が開催されます! 短距離戦で重賞2勝のランドクイーンが実績では上位ですが、今回は半年ぶりの休み明けで、さらに1230mでは意外にも未勝利というのも気になるデータがあります。 中距離で重賞5勝しているバズーカも出走予定ですが、やはりスプリント戦に不安が残る戦績。 それならば、重賞では実績がなくても、短距離戦を中心に活躍してきたハタノキセキやナナヨンハーバーも十分に主役候補に挙げられそうです。 また、これまで重賞で4度2着に泣いているドリームコンサートもチャンス十分で、悲願の重賞初制覇も手が届くところにあります。 昨年の『兵庫若駒賞』の勝ち馬ナチュラリーも、短距離戦で好レースを続けていて楽しみな一頭。 大混戦の『兵庫ゴールドカップ』は11月1日に行われます! ★来週は金曜日はDASH和歌山! さぁ、来週の金曜日は『JBC競走』です! ぼくと競馬キンキの北防さんとでDASH和歌山に乗り込み、ジーワン3連勝を(本気で)目論みます! 今週はSKNフラッシュエイトの神崎まなみちゃんと大場まりあちゃんとが盛り上げてくれたようです! その流れを壊さないよう、一所懸命ガンバリまっせぇ~! そのためにも天皇賞を当てたい!! ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ 誰も興味ないかも知れませんが、ぼくの天皇賞の印を挙げておきます。 竹之上次男の印 ◎ミッキーロケット ○サトノクラウン ▲ヤマカツエース △ステファノス △キタサンブラック △リアルスティール △レインボーライン △マカヒキ 当てて和歌山に乗り込み、その勢いでさらに勝ちまくり、美味しい海の幸を食べる!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年10月28日 22時26分44秒
[竹之上 次男] カテゴリの最新記事
|