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2022年06月01日
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カテゴリ:坂田 博昭
水曜日の担当は、坂田博昭です。
 
 一昨日、5月30日月曜日、名古屋競馬場に出かけてきました。



 この競馬場2度目のナイター開催。前日の夜まで、先週お話した北海道・北見にいて、長駆移動してきました。確かに頑張って移動してきたけど……まさか14時スタートの1レースに間に合うとは思いませんでした。

 昼イチは、いいお天気。
 そして、お客さんも集まっております。
 


 パドック。日差しが出ると、このようにみなさん庇の下で馬の様子を見ています。
 
 そう言うルールがあるわけではないのですが…
 なぜかオープン当初から、パドックの前の方はこうして座って馬を見る習慣になっています。特にそんなルールがあるわけじゃないのに。自然にそうなっていったのかな?
 もしかしたら、座ってみると丁度馬を見るときの視線の高さがいいのかも知れませんね。
 
 なので、後ろの方で立って見る方も、馬の様子はバッチリ見えます。



 名古屋も暑くなってきたので、このように日中はミストが出ています。
 この日は風もありそこまでの暑さにはなりませんでしたが、これからの季節には欠かせませんね。



 この日は、スタンド脇の広場にこのようにキッチンカーが出ていました。
 ナイターの日には、色んなキッチンカーが来てくれるといいですね。
 
 この日の私の一押しは、こちらのキッチンカー。



 クレープ屋さん。
 新競馬場に移って客層が変わってきたので、ということもありますが……
 そもそも、オヤジしか競馬場に来ない時代も、誰がオヤジはモツ煮込みしか食べない、って決めた??年配男性だって、甘いもの食べますよ。あれば。これまでなかっただけ。



 笑顔で出してもらうアイスコーヒー。
 おいしいコーヒーも、競馬場で出してくれる店がある場所は殆どありません。
 なぜだろう。
 こういうお店がキッチンカーで来てくれると、本当に有り難いです。



 クレープは、普通に売っているサイズだと大きすぎて食べきれないので、「お金同じ金額でいいから」とことわって、半分のサイズのものを作ってもらいました。本当はこの倍ぐらいの大きさで、食べごたえアリですよ!
 
 
 先入観あると思うんですよね。

 競馬場はオジしかいない。
 オジは甘いもの食べない。酒しか飲まない。

 どれも、間違い。
 
 競馬場の側にもあるし、飲食とかキッチンカーをやっておられる側にも誤解があります。
 だから、そういう店が揃わない。
 
 
 取材している中で、キッチンカーをやっておられる方の側の声も聞こえてきました。
 
「平日は、ショッピングセンターとかには人が集まらないので、行って商売になる場所を探さないといけないんです。平日は、お店出せるだけでも有り難い。いつもこのぐらいお客さん来るんですかね?」

 まだ出来たばかりの競馬場でわからないけど、ナイターの日は今日ぐらいはこれからも来るかもよ、と答えておきました。
 
 
 この件、名古屋に限らず、競馬場の側でもっと色々やれることがあると思っています。
 競馬場としたら、その場所が賑わえばいいので。
 お客さん方に滞在してもらおうと思ったら、食べ物飲み物は大切です。


 
 さて、レースの話。
 来週6月7日火曜日の東海ダービーまで、もう1週間を切りました。
 
 丁度、有力馬の一頭である笠松のイイネイイネイイネに騎乗予定の、この方と行き会うことが出来ました。



 渡邊竜也騎手
 丁度名古屋に乗りに来ていたところで、お話を伺いました。
 
​「馬は順調に来ていますよ。前回(駿蹄賞)とメンバーもそれほど変わらないみたいですし、同じ競馬にはならないでしょうから、チャンスはあると思うんですよね。」​
 
 この取材をした時点で、レースまであと8日。
 だいぶ楽しみにしている様子が伝わってきました。

「でも、長いですよね。1週間。あと7回も攻め馬に乗らなければならない。そこで少しでも何かあれば、それが些細なことでももう『完璧』とは言えないわけじゃないですか。長いですし、緊張感は確かにあります。」



「ダービーは、『周囲の人たちの気持ち』をすごく強く感じるレースですね。オーナー、調教師、その他馬に携わってきた人々。そうした人たちの気持ち。その中に、自分がこの馬に乗せてもらうようになってからの……物語、みたいなものがあるんですよね。そういうことが、騎手としてのモチベーションになっています。」
​ 
 周囲の人たちの気持ちを、強く感じるレース。
 ダービーが特別なレースだと言うことが、その言葉から伝わってきました。
 
「とにかく、完璧に仕上げて、出す。もともとこの馬は携わったときからダービーが目標と言われていたので、最高の仕上げになると思います。」



 もう東海ダービーまで、あと6日です。
 
 

 


 
 この日のメインレースは、重賞の湾岸スターカップ(SP2)
 今年からこの時期に移り、条件も古馬の2100m戦となりました。
 この競馬場での2100m戦は、このレースが初めてです。

 頭数は6頭でしたが、初重賞制覇を目指すウインユニファイドと、4歳となり復活を期する実績馬ブンブンマルが登場して、注目を集めました。



 トラックを1周半する2100m戦
 最初のゴール板前では、ブンブンマル(内目緑帽赤服)がやや先んじて3番手。
 最内枠から一旦下げて位置を撮りに行ったウインユニファイド(白帽緑福)がその直後。

 勝負所で、ブンブンマルが一足先に動き出したところ、ウインユニファイドは即座に対応出来ず、少し間が開いてしまいました。

 結局は、この動き出しの差が勝負を分けた形。





 加藤聡一騎手、このポーズこの喜び。
 馬は、昨年3月の中京ペガスターカップ以来、久しぶりの重賞制覇。





 加藤聡一騎手のインタビューの模様は、​名古屋競馬オフィシャルYoutube映像​でご覧下さい。
 
 

 川西毅調教師(写真左から3人目)の話

「昨年のダービーのあたりと比べたら、骨がしっかりして馬体は格段に良くなってきています。夏場は間違いなく良くない馬だと思うので、休養させて秋は東海菊花賞を目標に。まずは東海の中距離ナンバーワンを目指していきます。」





 来週は勿論、東海ダービーの話題で。
 競馬のいい季節。初夏にかけて続いていきます。





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最終更新日  2022年06月01日 14時41分59秒
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