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カテゴリ:坂田 博昭
水曜日の担当は、坂田博昭です。
今回は、この1週間で出かけた場所の話をちょこちょこと。 まずは先週、6月8日水曜日 東京ダービーが行われた大井競馬場に行ってきました。 夕暮れ時 検量室前の風景 さすがにタービー当日 この日は夕方の時刻からお客さん方も多く集まっていました。 この日は、高知から赤岡修次騎手が、東京ダービーの騎乗依頼を受けて大井に参戦。9Rをガビーズスピリットで勝ちました。 勝利ジョッキーインタビュー 「3年ぶり」と話していた彼。 手元の資料で調べてみたところ、この日南関東で騎乗したのは、2020年3月・京浜盃の日に大井で乗って以来のことだったのではないでしょうか。 お客さん方からも、勝った赤岡選手におおくの声援が飛んでいました。 関東のお客さん方もみんな、彼の笑顔を待っていたのでしょう。 コロナ禍が過ぎて、様々な制限もなくなり…… それにともなって、競馬に「役者」も揃ってきた感じがあります。 質の高い馬と、技術の高い騎手が集って、レベルの高い競馬が行われること。 どんな形で馬券が売れて競馬が続いていくとしても、まずはそれしかないから。 ミックファイア 走りがまるっきりレベチでした。 2分4秒8って、なに?? また次のジャパンダートダービーまで、馬と、そして人の戦いがつづくね…… 6月11日日曜日 いつもお世話になっている北海道の場外発売所・サテライト石狩の「周年祭」のお手伝いに行って参りました。 準備風景 発売所の前の駐車場スペースにテントをたくさん置いてのイベント設営 先週の石狩地方は天気があまり良くなかったのですが… この日は素晴らしい晴天! サテライト石狩が、競輪の場外発売所としてスタートしてから19年経ったそうです。 この日は「19」と記された特製のパンが、先着来場者521名様にプレゼントされました。「521」は、サテライト石狩がオープンした2004年の「5月21日」にちなんでのもの。 イベントの事情で今年の「周年祭」はオープン日の5月21日ではなくこの日に行われました。ちなみに、今年の5月21日は丁度日曜日だったのですが……天候は雨。この周年祭当日がピーカンだったことを考えると、サテライト石狩さんには神様がついてます。たぶん(笑)。 それにしてもね……19年って、とっても長い時間。 競馬の場外発売所「Aiba石狩」がこの場所に併設されたのはその4年後ですから、そこからでも15年。その間には、世の中の情勢も変わっていったよね。公営競技の場外発売所を巡るさまざまなことも…… 朝一番 途轍もない大行列 場外発売所に訪れたお客さまと、周年祭にお越し下さったお客さま それぞれに朝から熱狂ムード 総合司会の私が、開会(場内もオープン)を高らかに宣言して、その後気がつかないうちにプレゼントのパンは全てなくなっていました(汗)。 周年祭のイベントを楽しむお客さま方の多くは、公営競技の券を買うお客さま方ではなく、このイベントのために来て下さった方々。家族連れ中心に、会場内ぎっしりという盛り上がりでした。 サテライト石狩のイベントでは名物となっている、「自転車かき氷」 自分で自転車をこいで作ったかき氷を食べることが出来ます。 この日は天気がよくて暑くて、かき氷もよく出ていたみたい。 子ども向けワークショップにも、希望者が次々と訪れていました。 サテライト石狩の、そもそものはじまりは競輪の発売所。 その後競馬の場外発売所が出来て、いまでは「北海道唯一のオートレースの発売所」としても知られています。 こちら、オートレース業界からは、子どもキッズバイクの試乗体験イベントが提供されたほか、このようにレースに使う「競走車」の実車に触ってみる体験イベントも行われました。 子ども達がハンドルレバーを恐る恐るさわると「グオオォォォン~」とうなるエンジン。みんな腰を抜かすほどビックリしていました。 函館競輪さんもわざわざ出張して、イベントブースを出してくれていました。 ブースでは、近々函館競輪で行われるビッグレースのプロモーションが行われていたほか、ひとりでも多くの人たちに自転車や自転車競技に興味を持ってもらおうと、脚力を測れる「ワットバイク」のコンクールも実施してくれました。 小学生対象の「子ども大会」の方は、多くの子ども達が列をなしてエントリー。 急遽行った「大人大会」の方も、その場で募集したらあっという間に参加者が揃って、大盛況になりました。 競輪もオートレースも、こうした場でのレースのプロモーションとか、競技自体の普及活動とかに、本当に熱心。最近携わっていないので様子があまりわかりませんが……元々ボートレース(競艇)もそう。 こういうときのために、場外発売所ってあると思うんですよね。 人が集まる機会があれば、そこで何かが起きる。起こすことが出来る。 人が集まるって生まれる「力」を、利用して、生かしていく。 そこで起きること、生まれるものは、ネット経由では絶対に実現しないもの。 いま世の中で一番「欲しい」と思っている顧客。それは「子ども」 将来のために、子どもにアクセスしていくことが、絶対的に重要。 子ども、集まってますよ。ちゃんとこうして。 競馬業界も……機会を生かしていかないと。 機会を生かしていく、という「発想」を持たないと。 ハッキリ言って、競馬業界はこういうことに淡泊すぎます。 ネットで浮かれていないで(汗) 「人が集まる」ということの価値に、もっと注目してみようよ。 そうすると、色んな「可能性」が見えてくるから。 この日最大盛り上がったのは、こちらのカラオケ大会 皆さん尻込みして、参加者がいなかったらどうしよう、と思われたのですが… 時間の都合で参加者をお断りしなければならないぐらいの大盛況! 建物の中で馬券や車券を楽しんでおられる方の中にも、外に出てきて参加してくださる常連さんが現れたりして、有り難い限り。 子どもたちも、一生懸命歌ってくれたよ。 かわいすぎる…… こちらは、やってきていたミニ動物園主催の、アヒルレース 黄色のスカーフを着けたアヒルさんが、「くちばし差」で見事勝利! 今度の日曜日、6月17日には…… 元SMAPのオートレーサー・森且行選手がこのサテライト石狩に来るんだぜ! 今度の日曜日も、お客さんいっぱい来るね、きっと。 競馬業界ももっと、人々に直接アクセスしていくように、頑張りましょう。 「ネットの時代」だとみんなが思い込んでいるいまだからこそ、「リアル」にチャンスがあるはずだから。 (資料映像です 今日は曇りないし雨だ……) 今日からまた、この場所に取材に行ってきます。 来週は、名古屋からのリポートをお送りしますね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年06月14日 08時56分39秒
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