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2024年02月21日
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カテゴリ:坂田 博昭
水曜日の担当は、坂田博昭です。
 
 今回は、先週の名古屋競馬の開催から。
 2月15日木曜日 重賞のスプリングカップ当日に取材に出かけてきました。
 


 この日の名古屋は、あいにく「この日だけ」天気が悪くて……ナイター開催が始まる午後から夜のおわりがけまで、雨が降ったりやんだりのハッキリしない天候。ただまあ、そのお陰で気温は下がらず、それほどの厚着をしなくても過ごせる、取材するにはこの季節としては本当に助かる陽気でした。
 
 
 まず初めは、この日行き会ったこの方の話。
 今週も、兵庫ジョッキーズから。



 鴨宮祥行(かもみやよしき)騎手 30歳
 デビューしてから間もなく12年になります。
 この日は重賞騎乗のため、騎手服ではなく馬主服で登場。

 一昨年が80勝で兵庫リーディング6位
 昨年が96勝で5位。自己ベストを更新しながら100勝にも迫る勝利を挙げています。

「100勝というのは、自分の中では意識していますね。」

 先週も、話の中で聞いてきた数字。兵庫で100勝。
 その数字について水を向けると、このような返事が返ってきました。

「昨年は、最低限キャリアハイは更新したいと思って取り組んでいました。それは実現出来て、100勝には結果的に届きませんでしたが……大晦日の開催で8鞍乗っていて、5勝すれば100勝だったんです。結果的には達成できませんでしたが、大晦日までそのチャンスがあったということには、自分の中で手応えを感じています。今年は、これ以上となったら、もう100行くしかないですね。」



 鴨宮騎手にも、ここから上に向かっていくためにどんな風に取り組んで行くのか。その難しい問いを投げかけてみました。

「特別、変わったことに取り組むということはありません。」

 最初の答えは、こんな言葉でした。

「急に何かが良くなる、出来るようになる、うまく行く。そういうことはないと思うんです。いま、他の厩舎で乗ったことのない馬のレースでの騎乗依頼も増えてきました。チャンスがあるときに、そのチャンスが巡ってくる『準備』が出来ているかどうか、なのではないかと。先輩たち、いま上にいる人たちも、みんなそれでやってきていまがあると思っています。」

 1勝1勝の積み重ね。
 この言葉は、会話の中で繰り返し出ていました。

 今年は、今日までで17勝。
 「限界突破」出来るかどうか。今年興味が尽きないジョッキーのひとりです。
 
 


 湿気が多くて、夜に少し気温が下がると、競馬場全体がうっすらとモヤに包まれるような感じになりました。
 
 メインレースのスプリングカップは、西日本地区交流の3歳重賞。



 1ヶ月前の新春ペガサスカップの1~3着馬が揃って登場。
 当時勝ったミトノユニヴァース
 2着だったフークピグマリオン
 3着だったスティールアクター
 それぞれに注目を集めていました。

 遠征馬は兵庫から1頭
 大晦日の園田ジュニアカップを勝ったマルカイグアス


 レースは、前々で運んだスティールアクターが、直線に向いて押し切り態勢





 ゴール前で勝利を確信し、大きく左手をあげた​加藤聡一騎手​



 加藤聡一騎手の勝利騎手インタビューの模様は、​名古屋競馬オフィシャルYoutube映像​でご覧下さい。



 常々「馬の状態優先。目標レースは設けない」と話す角田輝也調教師のもとには、春以降有力と思われる馬たちが揃っています。一方、他場デビューの馬が出られる重賞級のレースは、再来週3月7日に笠松で行われるジュニアグローリー。ここに出てくる馬がいるのかどうかが、まずは注目されます。

 名古屋で行われるのネクストスター中日本は、3月28日。
 先週ご紹介した笠松所属の馬たちも交えて、興味深いレースになりそうです。


 一方、敗れた馬たち。



 勝ち馬と相前後して引き上げてきた​フークピグマリオン​(写真右)
 今回から、今井貴大騎手に手が戻りました。

「前回替えなかったという手前も、道中は替えながら走ってくれました。しかし、直線では手前を替えず、追ってからが一息でしたね。気性面よりも、馬体がずっと増え続けてきているのがどうかと思っていました。馬がいま縦に伸びていて、まだこれから良くなるところでしょう。今後、全然挽回はあると思っています。」

 かなり前向きな感触で、馬の様子を振り返って話しました。



 こちらは、終いに足を伸ばして2着まで来た、マルカイグアスの鴨宮騎手

「レース振りは、とてもよかったです。スタートで思ったより位置がとれたことと、終いしっかり伸びてくれたことが良かったですね。道中でフカしきらずに持ったまま回って来られたので、終いも走りがバラバラにならずに走り切れました。」

 管理する橋本忠明調教師も、この日のレース振りには満足の表情

「元々、今年の秋になったら良くなってくる、と言っていた馬なんです。まだ緩いところがありますが、今日のレースの走りはよかったですね。次は菊水賞の予定。『無駄撃ち』せず、余裕を持って使っていきたいです。」
 
 いま、兵庫のトップはやはり、マミエミモモタローでしょうか。
 現時点での完成度ではこの馬だと、鴨宮騎手も評価していました。
 一方、マルカイグアスは今後の伸びしろに溢れた馬。
 これから目が離せない存在になりそうです。



​​​​ 夕方、うっすらと雲が切れたタイミングで、飛行機雲が綺麗でした。

 来週の名古屋の開催は、2月27日火曜日に3歳の準重賞・中京ペガスターカップが、29日木曜日にはダートグレード競走のかきつばた記念がおこなわれます。
 
 私は、その週の取材は欠席(涙)
 ネット中継でレースの行方を見守りたいと思います。
 
 
 さて……その来週の開催初日、2月16日月曜日に、土古の旧名古屋競馬場の敷地内に、場外発売所サンアール名古屋が装いも新たにオープンします。これまでは競馬場の旧スタンドを使って営業していましたが、新たに素晴らしい施設が出来ました。

 先週16日金曜日に、報道向けの内覧会が行われ、私も参加してきました。



 場所は、旧競馬場の2コーナー方向。
 いままでのあおなみ線の名古屋競馬場前駅(現在の港北駅」からですと、入場門のあった場所からもう少し歩いて大きな交差点を右手に曲がると、すぐに入口になります。

 さすが車社会の名古屋だけあって、街中なのに駐車場はドドンと853台分
 駐輪場も190台分あって、近隣の来場客の利便性にも配慮されています。



 入ってすぐの1階は、無料で入れるエリア
 横にこれだけ長いフロアの造りになっているのは珍しい。来場客の利便性と、業務の効率の両方の観点から考えられたものだとのこと。

 現金投票の発払機がずらり54台並んでいる様は、まさに壮観。
 週末のJRA開催日でも、ストレスなく馬券購入や払戻が出来そうです。

 この場所では「その日に日本で行われている競馬は全部売る」というコンセプトがあります。ばんえい競馬も、JRAの重賞の前日発売も、凡そその日日本で買える馬券は、この場所に来れば買うことが出来る。当たり前のことのようで、実はそれが出来るのはこの場所だけなのです。



 座席は全部で448席。
 これだけ自由席で座れる場所が設けられている場外発売所も、いまでは珍しくなりました。

 ありとあらゆるところでストレスなく滞在して、競馬を楽しんでもらうという考え方が徹底しています。



 こちらは、1階フロアの目玉
 75インチ3連のパノラマ映像装置

 名古屋競馬場のスペシャルAIカメラから送られてくる、隊列全体が把握できる実況カメラの映像が楽しめます。JRA東京競馬場の大きいターフビジョンで見られるのと同じような映像で、自分の応援する馬がかならず映像に映っていますから、応援にも熱が入ります。
 
 
 2階は、全て有料席
 キャッシュレス投票で馬券を買うエリアです。



 ここ、見た目には結構スペシャルな席の雰囲気ですが……
 一番安価な有料自由席で、料金は500円。101名さま限定。ひとり500円
 「カジュアルシート」という名前がついているように、入場された方の自由な発想で、カジュアルに利用して頂けるイメージです。

 2階席はフリードリンクなので、ネットカフェに行くよりも安価でいいかも。
 もちろん、ネットはWifiが使えて、電源コンセントも至る所にあります。

 気になるのは、写真の向こう側に見える競馬場の風景。
 これ実は、競馬場のスタンドにいるのと同じ臨場感を味わうための、スペシャルなモニター。
 名古屋競馬開催時には、競馬場の様子がずっとライブで写っています。


 
 これがレース中の映像。ライブです。
 音響にも力を入れていて、馬の走る「ドドド」の足音が聞こえます。

 来週のかきつばた記念の時には、歓声も聞こえてきて、まさに本場にいるのに結構近い感覚を味わえるのではないでしょうか。



 こちらは、1席700円のリザーブドシート
 文字通り、来場するあなたのための特別席です。

 馬券は、キャッシュレス投票に接続出来るタブレットが貸し出されるので、席を立つことなく馬券を買うことが出来ます。



 椅子は全席、このようなゲーミングチェア
 ここもネットカフェ的に使えそうです。

 このほかにも、グループで使えるスペシャルルームがあります。



 ダートルームは、椅子席



 こちらはターフルーム
 リビングでの「ごろ寝」感覚で競馬を楽しむことが出来ます。
 定員5名で一室5000円

 地方競馬のナイター開催がある日なら、午前から夜まで使えてこのお値段。
 
 
 とにかく……全てが斬新。
 馬券を買う場所、というよりも、その場にいての「居心地」とか、「競馬を楽しむ臨場感」を大切にしている場所だという印象を、強く受けました。



 担当の、愛知県競馬組合・遠山真吾さん

「この場所が、新生・名古屋競馬場の『集大成』なんです」

……遠山さんは、そのように話します。

「自宅で映像を見ながらネット投票をするのでは味わうことが出来ない、競馬への『共感』や『感動』を、味わって頂ける場所を創りました。競馬の楽しさを、自宅ではなくこのサンアール名古屋に来てもらって体感してもらう。そういう場所です。」

 そう……ネット投票で楽しめるのは、競馬と言うより「馬券」という賭け事。
 場外発売所が、馬券を売る機能だけを提供する場所に留まっていれば、いずれ来場客はなくなるでしょう。自宅でネット投票をする以上のものがなければ、場外発売所に足を運ぶ意味がありませんから。

 場外発売所が、「競馬」の楽しみを伝えられる場所になれるかどうか。
 遠山さんの話は実に示唆に富んでいましたし、実際そういうことが日本の津々浦々に広がらなければ、いずれ競馬を楽しむ人々も売り上げも、頭打ちとか尻すぼみになっていくのでしょう。
 なぜなら、賭け事だけなら、ほかにもあるから。
 楽しいことなら、ほかにももっとあるから。
 
 サンアール名古屋は、賭け事を楽しむだけの場所でなくて
 競馬の楽しみを味わう場所。

 オープンは、来週月曜日の2月26日です。
 2回有料席は、全てネット経由の事前予約制。
 予約は、こちらのサイトからすでに始まっています。
 開催日の6日前から予約可能。是非とも予約はお早めに!!



 新しいサンアール名古屋から見た、旧名古屋競馬場のスタンド
 私にとっては、見納めだと思います。
 
 
 来週、私は競馬の取材はお休み。
 次回は、何をお伝えしようかな……





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最終更新日  2024年02月21日 21時56分08秒
[坂田 博昭] カテゴリの最新記事



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