カテゴリ:日々思う事
この前見たある映画のワンシーン
流派の違う武術家が二人 試合で闘う前日に一緒にお茶を飲む 一人はお茶にうるさく、もう一人はそうでもない A「私はお茶の葉はなんでも良い おいしく飲めれば」 B「お茶がお解りではないのですか?」 A「それは人間が勝手にお茶の葉の優劣をつけてるだけです」 B「武道のそれぞれの流派にも優劣はありませんか?」 A「優劣はないです」 B「では何故試合をして競うのですか?」 A「流派には優劣はないです あるのはそれぞれの人間の技量 試合をすることで 本当の自分と向き合い 自分自身を磨くためです」 ジェット・リー主演のカンフー映画だったのですが 世の真理を感じました 人はよく競い合います 第二次ベビーブーム世代の僕は気がついた時には 何でも競争の中にいた 受験に関してはそういうのが一番はっきりでていた 「受験に失敗したら 人生終わりだぞ」 と知らず知らず教師からずっと脅されてたような気がします 失敗して志望校には入れなかった時 実際 本当に人生終わった気がした でも 今から考えればそんなことはなかった 他と競うためにうえつけられていたんですね 今 仕事を持って 毎日働いてる 真剣になるほど 他社と競ってるような気がする そうでないと真剣じゃない気がしてました そして 他人がすることばかりが気になって仕方なくなる これじゃ楽しい訳がない 誰かに負けないためにじゃなくて 自分が本当にしたいこと、世の中に提供できることは何なのか? それを突き詰めらることができたら 人に勝ってなくても きっと立派なものになれるんじゃないか そんな風に生きれたら いいなと最近思います 正直 人と競うのはもう疲れました 本当に競う相手はすぐ近くにいた 他人じゃなくて 自分自身。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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