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ペッチャンママの不器用ですけど日記

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2023.09.28
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こんにちはスマイル

2022年の秋から海外の大学に正規留学中の次女は、2年生への進級条件を満たす単位を無事に取得する事が出来ました。
大学が長期休みに入ったのに合わせて2か月間ほど日本に一時帰国していましたが、現在は大学の学生寮に戻っています。
帰国中のほとんどの期間は、関東のとあるリゾート地で住み込みのバイトをしていました。

住み込み先で用意されるシェアハウスタイプの寮は個室にトイレ、風呂、ミニキッチン付きで、寮費と電気、ガス、水道は無料で冷房、テレビも完備との条件で派遣会社と雇用契約を結びました。

7月の初旬に留学先から日本に帰国して、そのままその日は関東の某ホテルに1泊。

翌日、派遣会社から指定された日時に間に合うように早めに派遣先の勤務地に向かった次女。
集合場所が屋根のない戸外なので灼熱の太陽が照り付ける中で時間になるまで辛抱強く待っていました。
派遣会社から指示された時間になったので、派遣先の責任者の方に電話して名乗りましたが「面接ですか?」と要領を得ない反応。
どうやら次女がやってくる事を全く把握してない様子。

10分位待っていると責任者の人が姿を現し、早速職場を案内してくれました。
挨拶を済ませ寮に案内してもらう事になりました。
しかし、ここで問題が発生しました。

何故か派遣先では次女の派遣日を7月1日だと認識していた様で、寮の担当者が休みで鍵を渡せないので2~3日だけ別の社員寮に泊まって欲しいとの話になりました。
こちらは派遣会社と交わした契約通りに行動しているのに釈然としませんが、その提案を受け入れるしかありません。

次女が案内された社員寮は昭和の雰囲気を漂わせている古めかしい広い建物でしたが、中はガランとして人のいる気配はありません。
その中の一室の部屋を当てが割られた次女。

部屋に入ってすぐ横の奥まった狭い場所に二段ベッドが2台置かれているスペースがありました。
更に、床にシングルの布団が敷かれテレビと冷蔵庫が設置されている狭いスペースがありました。

床に敷かれたシングルの布団には色あせて得体のしれない染みのあるシーツが掛けられていました。
二段ベッドには誰かが寝た形跡のある布団が残されていました。
今夜は1人でここで過ごすのか、これから誰かがやって来て相部屋になるのかの事前の説明はありませんでした。
仮に相部屋だとして、冷蔵庫の中も空っぽで誰の私物も室内に残されていないのは謎でした。

部屋を出て人気のない建物内部を探検した次女。
長い廊下、大浴室、洗濯機と乾燥機が設置されているランドリースペース、食器や器具の揃った調理場スペース、小中学校の水飲み場の様なスペース、下駄箱などがあります。

次女は不安な気持ちのまま手持ちのカップラーメンを食べたりして過ごしていましたが、夕方になると職場から戻ってきたらしい人々の扉を開けたりする音が聞こえてました。
部屋の外の様子をうかがう次女。
「料理してる人がいる!」
「風呂に入っている人もいる」

その人たちに話しかける勇気もなく、徒歩15分位のスーパーへ買い物に出かけた次女。
買い物から社員寮の部屋に戻っても誰もいませんでした。
「部屋相変わらず誰もおらんかったけど」
「いきなり入ってきた時が怖い」
「向こうも怖いかもだが」

結局1人でその部屋に2泊してから元々住むはずだったシェアハウスに移動しましたが、案内された個室にもびっくり!
それは、派遣会社のホームページ上に掲載されていたお洒落なイメージ画像の洋室とは似ても似つかない部屋でした。
障子、ふすま、押し入れ付の和室。
トイレも風呂も台所も共有。
致命的なのは「エアコンなし」です。
真夏の関東でこれは致命的です。
扇風機は用意されていましたが、猛暑が予想される中での活躍は期待出来ないのは明白です。


これは明らかに契約違反でしょう。
その後、派遣会社の担当者に相談して別のバイト先に移動する話にもなりましたが、次女の気に入る派遣先も見つからず最終的にはその地で契約通りに勤務を果たしました。

勤務先の人間関係にはとても恵まれて、バイト仲間と一緒に花火大会を観に行ったり食事会に参加したりして楽しい夏休みを過ごす事が出来ました。次女はバイトの終わり頃には「楽しすぎて帰りたくない」とつぶやいていました。

次女と同じ様に寮に住み込みで勤務していたバイト仲間は全員社会人でした。彼たち彼女たちの多くは仕事を掛け持ちして朝から晩まで働いていました。夏と冬は全国各地のリゾート地で猛烈に働き、春と秋は旅行をしたりしてゆったりと過ごしていると言う人もいました。


仕事は激務で、派遣先の人が追加で用意してくれた冷風機も大して役には立ちませんでしたが、それはそれで貴重な人生経験が出来たと思います。

その後、北海道の実家に寄る事もなしに、大学の新学期開始に合わせて日本を出国していった次女。
これからも色々なハプニングを乗り越えて逞しく生きていってくれる事を祈りながら、遠く離れた日本から遠隔サポートを続けます。




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最終更新日  2023.09.29 08:34:00
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