第１次ノモンハン事変（その後）から伝説のあの機体が登場します。
零式艦上戦闘機一一型
両翼に備えた２０ミリ機関砲でI-16やI-15をバッタバッタと叩き落とし、歩兵のみならず戦車部隊までもを蜂の巣にする獅子奮迅ぶりには惚れ惚れします。
でも本当にすごいのはドンガラ（零戦）じゃなくて得物（20mm砲）の方ですからっ！
ええ、確かに零戦は大活躍してくれます。けどね、ソ連軍にはそれを上回る強力な機体が登場するんですよ。
Il-2 ｼｭﾄﾙﾓﾋﾞｸ
零戦と同じ命中率の２０ミリ機関砲を備えた驚異の攻撃機！
普通さ、同じような装備でも戦闘機と攻撃機では命中力とか何とかに差を付けるじゃない、それが同じ能力（しかも極めて高い能力）なものだから、零戦とｼｭﾄﾙﾓﾋﾞｸが正面からやり合ったら壮絶な相打ちもしくは零戦が返り討ち（耐久力が劣る分、零戦が「体力負け」）と言う結果になります。４３％の回避率で命中率７０％＆２回攻撃の２０ミリ砲の一撃を一体どうやってしのげと？
そりゃ、回避率３４％のｼｭﾄﾙﾓﾋﾞｸもタダじゃすみませんが、７０％×２０発の弾丸の嵐の前には多少の回避率の優越より、耐久力の方が重要です。耐久力３ならば一発喰らっても何とか生き残ることができますが、耐久力２ならば即アボーン。下手な戦闘機より、２０ミリ積んだ攻撃機・爆撃機の方が空戦に強いと言うのがこのゲームの題酢味の題酢味たるところ
今から言っておこう、使わねーよ、耐久力２の烈風なんか！
耐久力４、対高空命中率７０％超の雷電２１型と引き替えってのがなおさら許せん。

攻略法は、零戦をソ連軍の空港に滞空させ、航空機の出撃を妨げている間に騎兵で空港占領ってのが有効です、空港からｼｭﾄﾙﾓﾋﾞｸの大群が飛んでくると目も当てられませんので。
夜陰と風雨に紛れながら騎兵を空港に接近させ、突入直前に零戦隊（６部隊以上）が周囲の敵をなぎ払い騎兵の突入→空港占領という戦術が非常に有効です。零戦隊は片道燃料での出撃ですが、騎兵が余計な損害を受けていなければ空港占領が間に合いますから、燃料切れでの墜落を回避するのはさほど難しくありません。くれぐれも騎兵を攻撃されることがないよう、空港周囲の敵戦力を徹底的に排除しておきましょう。

－－－小技－－－
しょの三：土木作業だｴｲｺｰﾗ
このゲームは大半の地上部隊の移動力が２～４とかなり低めに設定されています、そこに地形移動の修正が加わるものだから地上部隊の進軍はますます遅くなる、そのために道路を設営するのですが、道路は道路の路なりにしか恩恵を受けられませんので（当然ですが）手間ばかりかかってあまり役に立っていないと言うのが私の印象です。
藪や丘陵は移動の邪魔、しかし道路では使いにくい…そんなときは
塹壕掘っちゃいましょう
塹壕の必要移動力は殆どの移動形態で「１」ですし、地形防御力もなかなかですから一石二鳥です。塹壕設営に要する資材が「２」というのが欠点ですが、土木部隊を増やしてしまえばその辺はカバーできます。あと、加農砲の展開ができない丘陵を塹壕にしてしまえばそこからの間接射撃も可能になります。