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テーマ:懐かしのTV番組(6820)
カテゴリ:映画&ドラマ
今日は、GW中のこともあり。結構暇でしたので、教室で仕事の合間に久しぶりにNHK大河ドラマ「花の乱」総集編のビデオを見ちゃいました。 歴代将軍の正室を担ってきた日野家に生まれ、16歳にして八代将軍義政(市川團十郎)に嫁いだ日野富子(三田佳子)。そこで待っていたのは、将軍家内部の抗争と政務に不熱心な夫である将軍義政が引き起こす後継者争いであった。やがて自らもその争いに身を投じる。弟である義視(佐野史郎)を後継者として立てようとする義政と、わが子義尚(松岡昌宏)を立てようとする富子の対立は、有力武将の権力争いと重なり、応仁の乱を引き起こし、国家を衰退させる。後に悪女と言われた富子を、三田佳子が一人の女性として演じた話題作。 つい先日まで、スカパーの時代劇専門チャンネルで再放送されていたのですが、うちにはない…。かなり、好評で、また再放送されるのだとか。 1994年に放送されたこのドラマは、平均視聴率14.1%、実に大河ドラマ史上ワースト1という、実にありがたくない名誉に輝いています。かくいう私も、この当時は、現役選手でもあり、また教室独立オープン準備の真っ只中でしたので、日曜の夜にゆっくり大河を見る余裕など…。今考えると残念でしたが。 ですが、あらためてみると、なかなか面白いのです。また、今にすれば、かなりのお宝映像と言えるのではないかしら。 日野富子の少女時代を演じたのは、松たか子さん。実に17歳。初々しくて可愛い。そして、日野富子は、本当は、日野家の娘・日野苗子と天狗の間に生まれた子。その天狗・酒呑童子を演じたのが、松本幸四郎さん。親子競演ですね。また、幸四郎さんの天狗姿が凛々しくてステキです。 足利8代将軍・足利義政(市川團十郎)の青年時代を演じているのが市川新之助・現市川海老蔵。やはり、このとき17歳。いやあ、やっぱり、可愛い。「武蔵」の時とは、かなり違いますね。そして、ここもやはり親子競演。 そして、西軍の総大将・山名宗全を演じているのが、亡くなった萬屋錦之介さん。やはり、すごい役者さんです。切腹シーンは圧巻です。 いろいろなところで富子の人生と関わる一休宗純の奥田瑛二さん。そして、富子の兄、日野勝光に草刈正雄さん。そして、本来ならば、富子の夫になったであろう伊吹三郎に役所広司さん。この役所さんが、またかっこいい。このとき30代後半ですものね。いやあ、いい男ぞろいです。 そして、これが、まあこのビデオを買った目的でしたが、 官領・細川勝元役で、野村萬斎さん。NHKの朝ドラ「あぐり」より前ですね。実に28歳。いやあ~、かっこいい。真っ直ぐな背中で、室町武士の扮装がピッタリ。舞いのシーンもありますし。まあ、室町時代といえば、能楽が確立された時代ですから、ピッタリといえばピッタリですが。錦之介さんとの和睦のシーンなども、堂々としていて、見ごたえあります。
あぐり 完全版 DVD-BOX 竜安寺石庭の謎 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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