男女が組んで踊る社交ダンスとして最初に誕生したのは、
18世紀ヨーロッパの民衆が踊っていたダンスをもとにしたウインナワルツだそうです。
この頃のダンスは、踵をを下ろさないつま先立ちのダンス。
クラシックバレエの影響も受けていたという説もありますね。
1912年、フランスからアメリカにやってきたヴァーノン&アイリーン・カッスル夫妻が、
それまでの小走りのダンスに、日常的な動きをプラスした
「カッスル・ウォーク」という歩行中心のスタイルを考案しました。
このつま先と踵を使うダンスは、その後多くのダンスに影響を与え、
イギリスで体系化され、
現在のワルツ、タンゴ、スローフォックストロット、クイックステップ、ヴィーニーズワルツに発展していったそうです。
カッスル夫妻が踊るヴィーニーズワルツです。
1939年、フレッド・アステア主演の映画「カッスル夫妻」。
カッスル夫妻のダンスが見事に再現されています。
最後の50回転がすごいです。