ダンス！DANCE！

映画「ブレイブー群青戦記ー」。
２０２１年公開。
笠原真樹さんの漫画「群青戦記」の映画化。


滋賀県にある私立青徳高校は、全国有名なスポーツ強豪校、多数の部活が全国大会に出場しています。
霊山を崩して学校を建てたようで、敷地に強大な霊岩が残っています。

そこに通う歴史マニアの西野葵(新田新剣佑)は、弓道部に所属していました。


１年前に、３年生の不破瑠衣(渡邉圭祐)という男子生徒が、学校の屋上から霊岩をめがけて飛び降りて、行方不明になっていました。

ある放課後、突如として怪現象に見舞われ、気が付くと学校の周りの景色は戦国時代に一変していました。
部活で残っていた多くの生徒や教師たちが混乱している中、武器を持った足軽や農民に襲撃され、次々と殺されてゆきます。

歴史好きの西野は、武士の名前と甲冑を見て、学校自体が「桶狭間の戦い」の直前にタイムスリップしてしまったことを皆に話します。

混乱の中、戦国の世を理解し、順応し始めたアスリートたちは、それぞれの部活で鍛えた武器を手に、文科系の生徒たちのネットでの歴史の知識を武器に、命がけで戦い始めるのですが…。

織田信長(松山ケンイチ)や、松平元康(後の徳川家康・三浦春馬)と関わり合ってゆきます。
そして、なんと、１年前に行方不明になっていた不破瑠衣は、先にこの時代に来ていて織田信長の家臣となって戦国時代を牛耳ろうとしていたのです。
不破瑠衣は、最近注目の渡邉圭祐さんが演じています。

　



戦場シーンは、とても迫力があり、見応えがありました。
真剣佑さんのお父さん千葉真一さんの映画「戦国自衛隊」を思い出しました。


ネタばれですが、なんと、松平元康は、歴史と違って、戦死してしまうのです。
西野に「一所懸命」という言葉を残して…。
歴史が変わっちゃう～と思ったのですが、
……西野葵が、他のみんなを現代に返したあと、自分がこの時代に残り、徳川家康になるんですね。
三浦春馬と新田真剣佑…、

肖像画として残されている家康とちょっと違う気がしますが、２人とも、イケメンすぎて
でも、とても面白い映画でした。