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テーマ:今日は何の日(6000)
カテゴリ:季節
今日は、「子どもの日」。 「端午の節句」でもあります。 旧暦のこの時期は現在では6月にあたるそうで、高温多湿で伝染病や害虫による被害が大きかったため、古代中国では殺菌・解毒効果のある蓬や菖蒲を軒先に飾ったり、菖蒲酒を飲んで厄除けをしたそうです。 この風習が奈良・平安貴族の間に広まったものが、端午の節句。 それが、武家社会になってから、菖蒲が「尚武(武道・武勇を重んじること)」にかけるようになり、江戸時代になって男の子の節句になっていったそうです。 菖蒲湯に入ることや、蓬餅を戴くことは、現在でも残っていますね。 以前いらした青森出身の生徒さんのお話では、この日は、菖蒲の花を屋根の上に投げるのだそうです。これも厄除けのひとつなのでしょうか。 また、昨日いらした長野県出身の生徒さんのお話では、子供の頭に菖蒲を巻いて、しょうぶ湯にはいるそうです。 しょうぶ湯につかりながら、菖蒲を頭に巻くことによって、頭に邪気が入らないので、頭がよくなるとか。 私も、今からでも巻こうかな。 地方によっても、風習が異なり面白いですね。 5月5日は、男の子を祝うとされる端午の節句ですが、ジェンダーが多様化する中で、令和の今は、3月3日の雛祭りとともに、祝い方に変化生まれているそうで、伝統行事を楽しみながらも、従来の「男らしさ」「女らしさ」にとらわれない価値観がうまれているそうです。 雄々しいイメージとはかけ離れた「イロドリ兜」 ひな人形も、同性ペアが販売されているそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年05月06日 02時47分07秒
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