酔いどれダンサーのお話
おはようございます!明け方、地震があって思わず飛び起きてしまいました。結構長く揺れましたが、東京23区は震度3だったそうです。今日は雨の一日だそうです。 各地で、重軽傷者の方がでているようですね。朝方の地震でしたから、驚かれた方も多かったことでしょうね。☆お色付け☆「お色付け」。なんだか、いい言葉に感じます。伝統芸能の世界の言葉だと言うことです。金沢あたりでは、昼間から酒を飲むことを「お色付け」と言っていたとか。歌舞伎は、化粧をし、能は面をかぶりますが、狂言師は、素顔のまま。だから色が白くて不健康そうに見えるから「ちょっと顔に色を付けて出ていこう」といって、熱燗を付けて飲んでから舞台にでたとか。これが、「お色付け」の語源。まあ結局は飲みたいための言い訳でしょうけれど。四、五十年ほど前にひと騒動あって、今は、楽屋では、禁酒なんだそうです。伝統芸能も、もとは、お祭りが起源。お祭りにはお酒がつきもの。ある程度なら(この加減が難しいですが)かえってよい芸ができるのかもしれません。ダンスも楽しく踊るには、「お色付け」はあってもいいかも。もちろん、適度な色合いで。☆酔いどれダンサーの話☆ 私は、仕事中にも、競技会でも、お酒を飲んで踊ったことはありませんが、イギリスでは、決勝戦の前にお酒を飲んだりした選手や、レッスン中にこっそり飲んでいる先生の話とか見聞したことはあります。 でも今日は、アメリカのダンサーのお話。ずっと昔ですが、ロサンジェルスに、教室の仲間と10日間くらいのダンスレッスンツアーを組んで行きました。社交ダンスではなく、ジャズダンスや、バレエ、モダンダンスのレッスンでした。 そこで、ジミー・ロジャースというダンサーのスタジオにレッスンを受けに行きました。このスタジオは、「フラッシュダンス」や「ブレイクダンス」などの映画のオーデションシーンに使われた所です。 そして、ジミー・ロジャースは、スペイン系のダンサーで、「ウエストサイドストーリー」に出演したダンサーです。体はがっちりしていますが、身長はおそらく160センチはないのではというくらいの小柄なダンサーです。 このジミーの初級クラスのレッスンを受けに行きました。ですが、開始の4時を過ぎても現れない。そのまま待ってとうとう中級クラスの始まる6時に。それでも現れない。ようやく、彼がスタジオに顔を見せたのは、午後7時をかなりまわってから。 その時の彼は、くわえタバコに、顔を見ると、かなり、色のついた状態。お酒の匂いもプーン。それでも、レッスンはパワフルで素晴らしい。小さな体全体が、まるで、バネのよう。1時間タップリと基本練習を行った後、急に、「わお~っ」と奇声をあげて踊り始めました。高くジャンプし、そのまま、床に下りたら前転し、起き上がったら、スプリッツ。〔わあ、デモストーレーションしてくれるんだ〕と感激しながら見とれていると、次の瞬間、「プリーズ」。〔えっ?これって振り付けだったの?プリーズって1回しか見せてくれてないじゃない。〕と思ったら、もう音楽がかかり、アメリカのダンサーは、1回でほほ完全に振り付けをとり、踊っている。〔うそ~お!〕まあ、その後、少しゆっくりと、身体の使い方を説明しながらやってはくれましたが。何度もレッスンを受けているダンサー達には、いつものレッスンだったのでしょうが、私達には、かなり衝撃的レッスンでした。 その後もレッスンを受けたくて、3回くらいスタジオにいったのですが,無事にレッスンを受けられたのは、たった1回でした。待てど、暮らせど来なかったり、2時間待って、挙句の果て、「本日のレッスンは中止です。」なんて。話に聞くと、レッスン前に気分を盛り上げようと、少しお酒を飲むらしいのですが、そのうちに段々量が増え、しまいにレッスンがめんどくさくなってしまうようなのです。 いい加減なダンサーですね。それでも、レッスンとダンスは魅力があって、いつも生徒は集まり、〔今日レッスンがあったら、ラッキー!〕という感じでした。本日の風水のラッキーアイテムは、「ピンク」です。礼装用ネクタイ税込価格2,940円エレガントコスモス・カップ&ソーサー税込価格3,150円ラバーLOVEブレス/ピンク税込価格787円 鯖水煮缶詰八戸沖秋さば味の加久の屋の「八戸沖秋さば」。八戸沖で上がった約15%以上の脂分を持つサバを厳選し、ハラスの中でも特においしい部分だけを手詰めにしました。原材料はサバと塩のみ。半年以上熟成させることで、極上のオイルがにじみ出て食べごろになる「缶熟」の味。税込価格630円。