May I say something？

古代中国をイメージとした歴史ファンタジーな雰囲気は、最近のアニメではめずらしいもので、とてもおもしろかったです。

現代の女子高生が、突然目の前に現れた青年？により、異世界へと連れ去られる。

そこは十二人の王と十二頭の麒麟により統治される十二の国がある不思議な世界。

魅力的なキャラクターや人物により、何もできない女子高生が一国の王となり成長していく物語です。

人と人との関わりや政治的な策略、そして矛盾する人の世界での差別や貧困。

多くの問題を抱える現代でもよくあることだが、それをどう捕らえ、自分なりの考えで行動し、国を治める長としてその道しるべを探し続ける主人公は、

時にもどかしく、時に勇ましく、そして頼もしくもあり、優しさを見せる。

物語の中にどんどんと引き込まれ、この先は彼女の心がどのように変化し、国の王として行動していくのかが、とてもおもしろかったです。

最近にはない異色のアニメだったので、子供達もいっしょに楽しく鑑賞できました。