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カテゴリ:和の生活 つれづれ
京の都にたどり着きました。<- 嘘
火山さわぎの直前の飛行機で帰国していました。今回は、いつもより、ちょっとゆっくりめの滞在です。といっても、今噴火中のものの隣の大きいのがドーンといったら、ほんとにずっと帰れなくなるのかも..。 出発前は、ちょうど一年たったアンドラ生活にも、基盤のようなものができて、毎日みる山々の風景も親しみをおぼえてきたところなので、「今、長期に留守するのは、残念かも..」なんて、思っていたのですが、着いてみると、やっぱり京都はいいですな。この街には、なにやら、ほわーんとほっこりさせるところもある一方、何やら、街の不思議なパワーのようなものもあるし。 平安時代は、怨霊、魑魅魍魎、鬼、それに陰陽師がかっぽした魔都。そのあと、何度も焼けては再生して、天使サマに見捨てられた後も、形を変えながらしぶとく生き残ってきて。古い街並みは、長年にわたってめちゃくちゃになったけど、それでも、古いものと新しいものが混沌、猥雑とした中、他の街にはないオーラが出てます。 うーん。でも、まだ数多く残っている個人商店や、商店街のにぎわい、いつまで頑張れるでしょうね。世代交代してまで生き残っていくかは、ちょっと怪しいです。あの地鶏専門の鶏肉屋さんも、あの小さいお風呂やさんも、あの下駄もたくさん売っていた靴屋さんも、そして、あの豆類穀類専門のお店も、なくなっていたし..。 街並み保存の新条例のたま、街並み破壊は、一応、かなり歯止めがかかったものの、5年後、木造の町屋がどれだけ立ち続けているのか。 でも、古い長屋の前で、外遊びしている子供が声をかけてくれたり、辻辻のお地蔵さんにきれいなお花がお供えしてあったり..、まだ、しばらくは大丈夫かな..。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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