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『ニュー・シネマ・パラダイス』 (1989)
NUOVO CINEMA PARADISOCINEMA PARADISO [仏] ジャンル ドラマ 製作国 イタリア/フランス シネトピ 自分のすることを愛せ 。 子供の時、映写室を愛したように。 トトに、アルフレッドはいろんなアドバイスをしてくれます。大体が 生涯を映画とともにすごしてきた男らしく映画スターのセリフからの教訓を、 トトの人生のポイントごとにしてくれてます。時には真面目に時にはユーモアを交えて、、。 それが、はじめてアルフレッド自身の言葉でアドバイスしてくれたのが、 自分の可能性を外の世界で試すように、二度と村には帰ってくるなというものでした。 「お前はこの村を出ろ。お前には別の仕事が待ってる。人生はお前の見た映画とは違う。一度出たら、長い年月帰るな」「長い年月を経て帰郷すれば、友達や懐かしい土地に再会できる」「誰の台詞?クーパー?フォンダ?」「私の言葉だ。ローマに戻るのだ」 アルフレッドの言葉の意味を知るには、 それを実際にやるしかないのです。それは、これまでにトトにアドバイスをいろいろしてくれた時に証明済みなのです。 ”100日間窓の外に立ち求婚した男”の話を実践したら 愛するセレナは見事自分を愛してくれるようになったことのように。 トトがローマに旅立つ日。アルフレードはトトに言った。 「郷愁に惑わされるな。我慢できずに帰ってきても私の家には迎えてやらん。手紙も書くな」 「有難う、世話をかけたね」礼を言うトトにアルフレードは「自分のすることを愛せ」 それがトトが見たアルフレードの最後の姿だった。 シチリア島、ジャンカルドの村へサルヴァトーレ(トト)が30年ぶりに帰って来た。かつてのアルフレッドの言葉の通り、故郷は変わらずトトを迎えてくれるのだった。 特にアルフレッドのトトへの贈り物は、子供時代からのトトの原点がつまっているものでした。 こんなに優しい感動の映画はありません。 観るのが遅すぎた?いえ、やっぱり、若いときではきっと、よく分からないままだったと思います。 これは買って良かった。 何度観ても感動するシーンが変わります。 例えば、映画館で人々が映画を楽しむところ、 映画を観ていて、銃撃の音で亡くなっちゃった人、 いつもツバを吐いてる人、 みんなで一枚のハンカチをまわして涙を拭くところ、 オッパイをあげながら映画を楽しむ母親、 片隅で事に及ぶカップル、いつも眠っていてみんなにいたずらされる人、等等。。 村の唯一の娯楽で人々の人生さえ垣間見せてくれます。。 感動、感想が書ききれません! ●初公開版で観たのですが、 57分を追加した完全版というのがあるそうですね。そちらは、トトとセレナの何故すれ違い出会えなかったのか、又、村の人物の後日談などが収録されているそうで、 出来は”良い派”と”駄作派”と別れるようなんですが、 実際、 いろんな説明不足な部分を補うような内容のようなので、見てみたいです。 ●ジュゼッペ・トルナトーレ監督 「マレーナ」「海の上のピアニスト」の監督。 監督のトルナトーレが一場面だけ出演しているのに気がつきました? ラストシーンで映写する映写技師の役。 ●フィリップ・ノワレ 「イル・ポスティーノ」「タンゴ」 エンニオ・モリコーネの美しい音楽。 その中でも特に美しい「ニューシネマパラダイスのテーマ 監督: ジュゼッペ・トルナトーレ Giuseppe Tornatore 製作: フランコ・クリスタルディ Franco Cristaldi 脚本: ジュゼッペ・トルナトーレ Giuseppe Tornatore 撮影: ブラスコ・ジュラート Blasco Giurato 編集: マリオ・モッラ Mario Morra 音楽: エンニオ・モリコーネ Ennio Morricone アンドレア・モリコーネ Andrea Morricone (愛のテーマ) 出演: フィリップ・ノワレ Philippe Noiret アルフレード ジャック・ペラン Jacques Perrin サルヴァトーレ サルヴァトーレ・カシオ Salvatore Cascio トト(サルヴァトーレ・少年時代) マルコ・レオナルディ Marco Leonardi サルヴァトーレ(青年時代) アニェーゼ・ナーノ Agnese Nano エレナ プペラ・マッジオ Pupella Maggio サルヴァトーレの母 レオポルド・トリエステ Leopoldo Trieste 司祭 アントネラ・アッティーリ Antonella Attili 若き日のサルヴァトーレの母 エンツォ・カナヴァレ Enzo Cannavale パラダイス座支配人 イサ・ダニエリ Isa Danieli アンナおばさん レオ・グロッタ Leo Gullotta 劇場の案内人 タノ・チマローサ Tano Cimarosa 鍛冶屋 ニコラ・ディ・ピント Nicola Di Pinto 広場をうろつく男 シチリアの小さな村にある映画館パラダイス座。そこで青春時代を過ごした映画監督サルヴァトーレが、当時、慕っていた映写技師アルフレードの訃報を聞き、故郷に帰ってくる。そして、少年時代、青年時代の思い出に浸っていたサルヴァトーレが受け取ったアルフレードの形見には、映画への愛とアルフレードの想いがぎっしり詰まっていた……。弱冠29歳のトルナトーレ監督が、映画を愛する全ての人に送る感動編。劇場とフィルムにまつわるエピソードはどれも楽しく、その中で展開される悲喜こもごもの人生模様。エンニオ・モリコーネの切なくも美しいメロディに包まれて迎える、映画の持つ“力”が具現化されたクライマックスは、涙なくして観られまい。かなり印象を異にする3時間完全オリジナル版もあるが、はっきりいってこちらだけで十二分である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年05月10日 23時37分58秒
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