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穏やかな陽射しが落ちる秋の一日、ボストン午後3時3分。世界は地獄へと姿を変えた。《パルス》。そのとき携帯電話を使用していたすべての人々が、一瞬にして怪物へと変貌したのだ。残虐極まる行為もいとわず、犠牲を求め続ける凶悪な存在に――。目前で突然繰り広げられる惨劇、街中に溢れる恐怖。クレイは茫然としていた。いったい何が? 別居中の妻と息子は? 巨匠の会心作、開幕!
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その着信を取ってはならない、愛する人に会いたければ―
―携帯(セル)使えば怪物に。未曾有の絶望が人類を襲う
類似作品がすぐに複数思い浮かぶでしょう。例えば
世界崩壊を描いたもの としては
・「ザ・スタンド」キング小説の代表的作品
・「28日後」ダニー・ボイル監督の映画
・「バイオハザードUC」ミラ・ジョヴォビッチ主演映画
・「ハプニング」M.ナイト・シャマラン監督の映画
息子を思う父の心情では
・「ミスト」映画
などなど。。
特に「ハプニング」の出だしと酷似してましたね。
穏やかな公園で、くつろぐ人々に突然異変が次々と、、って。
これ系のおはなしは、最近多く目にしますね。
ホラー・サスペンスが趣味でしたら、オススメです。
キング作品の中でも、また特に読みやすいでしょう。
「ザ・スタンド」のように登場人物が多くなく、主人公周辺の人物のみです。
ただ、キングお得意の人物造形はちょっと希薄になってきたのかな~?
事件そのものの恐怖だけでなく、人間の悪意や憎悪を描いたら天下一品の筆力が、今回はそれほど炸裂していなかったですよ。わりとスルスル~っと読めて、残るものはあんまり無かった。
キング氏は携帯電話が嫌いなのかな、とか思ったり。(笑)
キング氏世代のおじさまだと、著名人だし、神経質そうだし、携帯電話に腹立つことも多いでしょうねぇ。
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最終更新日
2008年08月18日 09時09分02秒
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