【19病院が救急受け入れ拒否、過去1年間で2度:姫路】
兵庫県姫路市で救急搬送中の男性(66)が計16病院から受け入れを断られて死亡した問題で、同市消防局がこのケース以外に過去1年間で2度、19病院に搬送を拒否されていたことがわかった。いずれも20回目の照会で市外の病院に受け入れ先が見つかり、2~3時間後に搬送された。
・・・・詳細
◆ この場合の具体的な拒否内容は分かりませんが「精神病」がキーワードになっているかと思います。
単純に
「119番通報」すれば病院に搬送される、と思いますが実は様々な要因で病院が救急を断るケースがあります。
大学病院や総合病院では救急外来の専門医がいてどんな要請にも対応できますが
2次搬送(生命の危険が無い場合、中小の救急病院に搬送)の病院には良くあるケースです。
・単純に119番通報しても救急に拒否されるケース
・・・・同一人物から同じ日に2回以上は搬送しない。
・これが一番多いケースですが
・・・搬送する人物がその「病院」の
ブラックリストに載っている。
これは様々なケースがあり
・以前、搬送され治療中に医師、看護士に暴力を振るった。治療に非協力的だった。
何回も搬送されてきても治療費を一切払わない。
・過去に偽名、連絡先を偽って治療費を払わなかった。
・・・・・ひどい人になると堂々と財布の中にお金があるのを見せて
「病院に払うお金は無い」と開き直る。
・ホームレスで過去に夏や冬に暑さ、寒さをしのぐ目的で入院しようをした。
・・・・・などとブラックリストに名前を残している。
・これは
医師の問題
自分の専門外でも何でもこなす医師もいますが中には専門以外には自信が無く特に産婦人科、小児科は断って欲しいと申し出る医師がいる場合。
特に妊婦の場合は風邪気味くらいの症状でも判断を誤るととんでもないことが起きる。
小児科も同様。(子供は薬の処方が難しい)
・酔っ払い
夜になると急増する。
これに精神的な病気が入ると警察に通報するような事態が起きる。
酔っ払いでも度の過ぎた状態だと簡単に断られる。
・・・・・・この為、どの病院でも断られるケースがあり救急隊が嘘をついて搬送する場合あり。
他にも様々なケースで搬送されるがタクシーでも来れる患者。
自分でも治せるような軽度の怪我。
単に話し相手が欲しくて病院に搬送されたい。
などなど、ありとあらゆるケースがあり単純に搬送拒否で医療の怠慢!!といえないことが多々あります。
自分で歩いて行ける時は119番はやめましょう。