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2011年08月18日
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テーマ:ニュース(99438)
カテゴリ:時事
 昨日天竜川下りで起きた転覆事故は、死亡が確認された人以外にも、今猶3名の方が行方不明のままであり、極めて重大な結果を招いてしまいました。
 事業の本体は天竜川沿いに走る鉄道事業なのですが、経営はおもわしくなく、現在の社長が民間出身者としては初めて社長に就任してから、今回事故を起こした川下り事業に力を注いだ結果黒字への転換を実現したようです。

 川下り自体に問題があるとは思えない。
 私も以前一度子供連れで訪れて楽しんだことがありましたが、コースの殆どは緩やかな流れの上にあり、いわゆる急流下りではありませんでした。

 しかし、こうした「急流では無い」「安易さ」こそが、今回の悲劇の元凶だったのではと思うのです。
 確かに私達が訪れたときも、出発前に「救命胴衣は皆さんのお尻の下にありますよ」確認しておいてね・・・程度だったように記憶しています。

 王様であるところの消費者、神様であるところのお客様が「こんなのメンドウ!」と言えば「そうですよね・・・」となってしまう市場原理こそが危険を孕む元凶なのかもしれません。
 面倒なことを強制すればリピートしてくれないだろうし、ネット等でのクチコミも怖いし・・・そうして安全よりも営業が優先されて行く。
 客も又クルマのシートベルト同様に、自らの身の安全よりも刹那の安楽を求めてしまう。

 危険の存在するところに誘う者は、その危険を理解させて適切な対処を講じるべく努めなければならない。
 飛行機は全てのシートベルト着用を徹底的にチェックしてから離陸するのが当たり前ですよね。
 やはり川下りも又全員が救命胴衣を身に着けるまでは出発しないのが原則ではなかったのか?

 飛行機では嫌々ながらもベルトをやるのに、何故船ではそうしないのか?
 事業者は勿論、それを利用する客も又、安易に危険を招き寄せてはいけないのだと言う教訓だと思う。

 まずは事業者がハッキリと毅然と危険の存在を周知させるべきである。
 そうでなければ「原発」で「安全神話」を国家ぐるみで捏造した挙句の、今回の福島原発事故の惨事の教訓も生かされていないことになる。





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最終更新日  2011年08月18日 20時12分33秒
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