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2011年11月08日
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テーマ:ニュース(99437)
カテゴリ:経済
 突然だが「仕事」という言葉は「事」に仕えると書くのであって、断じて人に仕えるのではない。
 我は何を為すべきかが問われなければならず、誰が正しいのかではなく何が正しいのかが問われなければならない。

 今回発覚したオリンパスの不祥事は、事実関係としては投資の失敗による巨額損失の穴埋めの為に企業買収などを隠れ蓑にしたものであり、法的には証券報告書への虚偽記載の疑いと言う事になる。
 しかしもっと深い問題は、こうした一連の動きが会長や社長・副社長・監査役等の最高経営幹部らによる一致団結した集団隠ぺい体質の中で行われた事である。
 ある元幹部が副社長に「あなたは何のために働いているのか?」と問うたところ「社長の為」との答えが返って来たのだそうである。

 何が正しいことなのかを見失った、余りにも鮮やかな典型と言って良いだろう。
 恐らく監査役も我が為すべき事を、生来は持ち合わせていたであろう良心と共に、その身の心の闇の中へと仕舞込んだのに違いない。

 カメラ業界ではキャノン・ニコンのビッグ2を追撃する気鋭のメーカーであったはずだし、光学技術は世界有数のレベルにある、いわばモノ創り日本の代表的企業の一角である。
 日本を代表する企業の、この余りにもお粗末な不祥事は、ひいては日本企業や日本経済全体に対する不信と侮蔑を招き寄せかねない。

 一企業の不祥事と軽々には看過し難い不祥事であり、残念無念と言う他は無い。





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最終更新日  2011年11月08日 21時34分18秒
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