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黒うさぎ1106

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2007.03.14
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カテゴリ:チェス日記









ども

ムツゴロウと愉快な黒うさぎです。

こんばんはm(_ _)m











え~ 現在連載しているチェス教室・講義編

今回からは「チェス教室講義編(中級)」と題し

チェスの上達に主眼を置いた内容を扱っていきたいと思います。

第9回講義となる今回は 序盤定跡の研究について書いてみましょう。











ところで以前当教室では

「チェス教室講義編(初級)・序盤定跡を覚えてみる」の項において

チェス入門書を用いた序盤定跡の学び方 および覚え方を解説したと思います。











しかし












残念ながら それで得た序盤定跡の知識のみで

中級者・上級者相手に対等に渡り合うのは 難しい事でしょう(´-`)








何故かというと





・入門書で扱われている序盤定跡はたいてい

主要なものや重要なものといった「基本定跡」に限定されており

全体として網羅されている序盤定跡の情報は少ないのです。

これらの知識のみで 実戦で生じる多くの序盤戦形に対応するのは

ほぼ不可能である事でしょう。






・一般に 中級者や上級者は「得意戦形」というものを持っていて

実戦で好んで使う序盤定跡に関しては 専門的な序盤定跡書等を利用して

事前に十分研究がなされている事が多いのです。



チェスの序盤定跡は 多くの専門家たちによって築き上げられた言わば「序盤知識の集大成」です。

そんな強固な理論と実績を持つ定跡を

基礎的な序盤知識のみで太刀打ちするというのはあまりにも不利なのです。






つまり 中級者や上級者が用いる序盤定跡に対抗する為には

こちらもまた序盤定跡を研究し 理論武装しておく必要があるのです。


チェスの上達にあたり 定跡をより「広く」「深く」理解しておく事が必要となるのです。



という訳で チェスの基礎知識と実戦経験を一通り身に付けたこの時点で

改めて序盤定跡の勉強をしておく事をお勧めします。







ところで







これら序盤定跡を研究する為には 十分な定跡知識を搭載した優秀な序盤定跡書が必要です。 

一応 日本語で書かれている序盤定跡書もあるにはありますが

掲載されている定跡の種類や知識量が少なく 不十分な感が否めません。

そこで当教室としては 洋書の序盤定跡書を勧める事にします。



現在自分を初め 多くの中級者・上級者が愛用している序盤定跡書の一つとして

「Modern Chess Openings」が挙げられます。











この序盤定跡書は



・定跡について 古いものから最近開発されたものまで

広く知られているものからマイナーなものまで 幅広く網羅されています。

この一冊があれば 定跡手順に関して困ることはまずないでしょう。



・定跡の歴史や経緯 基本戦略や長所・短所など

予備的知識についても詳しく解説されています。



などの長所があり 定跡研究にはうってつけの書籍です。

なお文章は全て英語で書かれていますが 使われている英語は決して難しいものではなく

そもそも チェスの棋譜が理解できるのであれば十分読み進める事ができる為

英語の得手不得手はそれ程問題にはならないはずです。









なお このような序盤定跡書を用いた序盤定跡の研究法ですが











やはり反復練習あるのみです(#゚Д゚)










基本的には 「チェス教室講義編(初級)・序盤定跡を覚えてみる」の時と同様

各指し手の狙いや意図を念頭に置きながら チェス盤上に定跡手順を繰り返し再現し

定跡を手と目で覚える
トレーニングをするとよいでしょう。



また 自分が用いる定跡手順の棋譜をノートにまとめていく手法も有効でしょう。

棋譜を紙に書き込んでいく事で 定跡手順を「目」で覚える事ができますし

練習後に仕上がった棋譜ノートを 「自分独自の序盤定跡書」として役立てる事もできます。





なお 専門的な序盤定跡書には多くの序盤定跡が紹介されていますが

掲載されている定跡や変化手順を全て覚える必要は全くありません。

「自分が使いたい定跡」や「実戦で頻繁に用いる定跡」など

必要となる定跡のみを研究しておく程度で十分です。


















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最終更新日  2007.04.27 15:46:45
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