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お気楽専業主婦、未だに充電中!

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2016年07月21日
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カテゴリ:家族のこと
3月3日に夫に離婚を宣言されて5ヶ月目です。
状況は変わりません。
物理的にはもっと悪くなっており、
精神的な面で言うと一進一退という感じです。
鬱に効くというサプリを飲まないとやっていられないし、
夜も2時間おきに目が覚めます。
満月のときはサプリも効かず不安定になります。
この苦しさは人生で初めて。
母が闘病して亡くなるまでの時間より遥かに辛い。

4月5月には一緒にフランスに行きました。
日本から離れても気が休まるときはほんの少し。
まず空港で搭乗直前に「5分ください。」と
夫に言われ、彼は愛人に電話をしに行きました。
戻ってきたと思ったら、
今度は向こうからかかってきて、
まるでロミオとジュリエットみたいに
二人の世界にドップリでした。
フランスにいても、17時をすぎるまでは
安心できません。
17時は日本の0時。
彼女が寝るまで夫はチャットを続けているのです。

夫の不貞と離婚のことは家族全員知っています。
みんな夫の顔をマジマジと見つめ、
様子を伺っていました。
夫は彼の計画を家族には話さず
私とも普通に接しているので
みんなが不思議に思っていたようです。

悲しいのは、二人で買い物やお土産を買うとき
私は夫婦として使うものの買い物をしたいのに、
夫は「私はいらない、あなたが使うのならどうぞ」
というスタンス。
お土産物屋に行けば、愛人用のものを物色する夫。

彼は暇さえあれば、彼女とチャット。
私は傷つき、見えないところで泣いていました。
怒りじゃないんですよね。
怒って嫌いになれれば、
本当に簡単に離れられるんだけど。

いつも正しい発言で、世界一優しい夫が
豹変してしまった。
この事実はどうしても私の心に馴染みません。

もう家族じゃなくなるのかな…と
夫の家族の中で
私は1人はじかれてしまうのかな…
フランスの家族と一緒にいるときは
本当に辛かったです。
16年間家族として続いた絆って
こんなに一瞬で崩れ落ちるのかと。
行動を起こしたのは夫。
なのに私がはじかれて、捨てられる。
すごいミジメです。

自分は常に誰かに守られている…
ラッキーガールだと信じてきました。
でも今は全てを失いそう。
失ってもいい、幸せであれば。
ずっと落ち込んで泣いて絶望して惨めになり
寂しくて孤独で焦燥してどん底にいる気分。
いつもならその気持ちを話して
癒してくれるのは夫だったのに
今は彼が原因で こんな気分を味わっているなんて。

南フランスに行った時、
闘牛のお祭りがありました。
何回か見てるけど、今年で見納めかもしれない、
そんなことになりたくない!
気持ちが高まって
闘牛のしっぽを掴もうと決めました。
この祭りは街中を白馬に囲まれた闘牛が駆け抜ける
もので、その尻尾をつかんだ勇者は
幸運を掴み取りことができるという。
最初は別荘でアペリティフ中でした。
みんなは見に行く気は まるで無し。
ふと上を見るとハッキリした彩雲が出てました。
「これだ!」味方がでたように思い
1人で祭りに行ってくると言いました。
結局みんながついてきて
私は道路脇最前線で立ち構えました。
が、
白馬の迫力が半端なくて
「こ、怖い!」となんども引っ込んでしまう始末。
5回目に私の前を白馬五頭と闘牛が通り抜けようとしたとき、奇跡は起きました。
闘牛が私の前で止まったのです。
私は今だ!と駆けつけて闘牛のしっぽをガシっと
つかみました。
勇気を振り絞って掴むことができたんです。
忘れられない出来事です。






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最終更新日  2016年07月21日 10時41分11秒
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