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出汁の殿堂!料理人御用だし

出汁の殿堂!料理人御用だし

かつおだし

かつおだしの取り方

昆布を使わないので安価にできるため、お味噌汁など、ご家庭での毎日の食事に重宝。おひたしにもいいです。
材料 ●水(差し水用も含めて)
●かつお節(水1,000ccにつき40~50g)
二番だしを取られる方は二番出汁用の水も同時ご用意されるとよいでしょう。
1
かつお節を用意しましょう。
かつお節は用途や好みに合わせ血合いを除きます。削り方は「かつおぶしの削り方」を参考にしてください。削り節を使われる方は「2」へ進みください。
2

水を用意しましょう。
できれば水はきれいな方がいいでしょう。水道にろ過の装置がついていればニオイは抑えられますが、装置が無い場合、水道水をボールにためてから数時間おき、ニオイをうすめてから使いましょう。この時ミキサーや電動の泡立て器などでニオイを飛ばすのもいいでしょう。ミネラルウォータもいいですが、ミネラルの少ないものを選び、輸入物は避けましょう。

2
こす準備をしておきましょう。
かつおだしは沸かしたお湯にかつお節を入れて取りますが、取ったあとにすばやくこさなければなりません。こすために鍋とそれにふさわしい大きさで深めのザルを用意し、鍋にザルをのせ、ザルの上に、こすための布を広げておいてください、ザルは把っ手があり、こしながら持ち上げられるものにしましょう。布は綿、できればネル地(フランネル)がいいでしょう。
3

鍋で水を沸騰させましょう。
だし取り用に鍋を用意し、必要な量の水を入れ火にかけ、一度沸騰させてください。また別に、沸騰した鍋のお湯が10秒後に再沸騰するくらいの少量の差し水をカップに用意します。差し水の分量には経験が必要ですが、水が多すぎるとできあがりの出汁が薄くなってしまうので、そのような影響が出ない程度の量が目安になります。また削ったかつお節をすぐに鍋に入れられるように、手に取りやすい場所に置きましょう。アクを取るためのおたまも手に取りやすい所におきましょう。

4

差し水、すぐにかつお節。10秒勝負!
10秒後の再沸騰の理由は、その10秒で出汁をとってしまうのが命だからです。鍋のお湯が沸騰したらまず差し水をし、すぐにかつお節を入れ10秒待ちます。10秒経ったら火を止め、アクを取ります。アクはていねいに、すべて取ります。しかし時間をかけてはいけません。難しいところです。アクを取りながら、かつお節が沈みはじめたら、「2」で用意した布に流して静かにこしていきましょう。

5

絶対にしぼらない。
すべて布の上にあけたら、ザルを静かに持ち上げ、こしていきます。決してザルを上下に振らず、そっと待ちます。決してしぼらないでください。最後少量をあきらめ、ザルを別のボールなどにのせてこし、別の用途、あるいは二番だしにつかいましょう。

6
できあがり。すぐに使いましょう。
保存はさけ、風味のためにもなるべく早く使いましょう。 なお使い終わったかつお節は捨てずに二番出汁をとりましょう。



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