自伝 大木金太郎 伝説のパッチギ王
大木金太郎著 太刀川正樹・訳 講談社+α文庫大木金太郎、小学生の頃見たことのあるレスラーです。キムイルなどと名乗っていたのを何故だろうとその当時は不思議に思っていました。まだ日本と韓国に国交の無かった時代に力道山に憧れ密入国して弟子入りし大変な苦労をしてレスラーになった人物です。たしか、初めてのプロレス観戦(1981年・函館)でデストロイヤーとシングル・マッチで対戦していた記憶があります。その後、試合を見る機会はありませんでしたがベースボールマガジン社主催の東京ドーム大会での引退セレモニーに来日したのを見たことがあります。あの時はルー・テーズが大木金太郎の乗った車いすを押していたのではないでしょうか。